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平成26年12月24日
内閣官房内閣人事局
管理職への任用状況等に関する公表について(平成26年度)
国家公務員法(昭和22年法律第120号)第61条の5第1項及び幹部職員の任用等に関する政令(平成26年政令第191号)第9条並びに採用昇任等基本方針(平成26年6月24日閣議決定)に基づき、管理職(※)への任用状況等に関し、公表を行うもの。
(※) 「管理職(管理職員)」とは、本府省内部部局、外局の内部部局、内閣府北方対策本部、内閣府国際平和協力本部に属する官職であって、職制上の段階が「室長級」又は「課長級」の官職を占める職員をいう。
(1)管理職員数等
課長級及び室長級を合わせた管理職員の総数は4,453人であり、そのうち女性は249人(5.6%)だった。
室長級の職員2,645人(うち女性は177人(6.7%))のうち、T種試験等採用職員は1,670人(63.1%)、U種試験等採用職員は359人(13.6%)、V種試験等採用職員は453人(17.1%)、その他採用職員は163人(6.2%)だった。
課長級の職員1,808人(うち女性は72人(4.0%))のうち、T種試験等採用職員は1,585人(87.7%)、U種試験等採用職員は61人(3.4%)、V種試験等採用職員は91人(5.0%)、その他採用職員は71人(3.9%)だった。
(2)管理職員の府省間人事交流の状況
出向者(採用された府省以外で勤務している管理職員)の総数は731人(16.4%)であり、そのうち室長級の職員は285人(10.8%)、課長級の職員は446人(24.7%)となっている。
2.管理職に初めて任用された者についての状況(平成25年10月2日〜平成26年10月1日)
(1)管理職に初めて任用された職員の採用試験の種類及び勤続年数
室長級の官職に初めて任用された職員は627人であり、そのうち女性は44人(7.0%)だった。T種試験等採用職員は338人(53.9%)、U種試験等採用職員は86人(13.7%)、V種試験等採用職員は137人(21.9%)、その他採用職員は66人(10.5%)だった。
課長級の官職に初めて任用された職員は416人であり、そのうち女性は23人(5.5%)だった。T種試験等採用職員は337人(81.0%)、U種試験等採用職員は23人(5.5%)、V種試験等採用職員は34人(8.2%)、その他採用職員は22人(5.3%)だった。
(2)管理職に初めて任用された職員の出向経験
管理職に初めて任用された職員のうち、他府省、在外公館、地方公共団体、民間企業等への出向経験を有する職員は、室長級の職員で75%、課長級の職員で85%を超え、特に課長級の職員は、70%以上が2回以上の出向経験を有する。
3.これまでの慣行にとらわれない人事運用等を行った取組例(平成25年10月2日〜平成26年10月1日)
これまで特定の試験区分採用者が就いていた官職に別の試験区分採用者を登用したりするなど、固定的な人事配置がなされていた官職について、適材適所の人材配置を行っている例が多く見られるほか、民間企業から部長級への起用、2段階上位の職制上の段階に昇任させた例も見られた。