令和５年度領土・主権に関する教員等セミナー

「北方領土及び竹島をめぐる領土問題並びに尖閣諸島をめぐる情勢について、我が国の立場に関する正確な理解が広く国民に浸透するよう、学校教育において、次代を担う若い世代の関心を高め、正しい理解を深める取組を推進することが重要な課題になっています。
この観点から、政府は、平成26年度から、小中学校及び高等学校の教員等を対象としたセミナーを実施しています。
令和５年度は、学校における指導の一層の充実を図ることを目的として、ウェブ配信形式により、以下の概要で実施しました。

令和５年度領土・主権に関する教員等セミナー

（１）開催日時：令和５年11月１日（水）13：30～17：00

（２）対象者：都道府県教育委員会又は教育センターにおいて、高校の、主として地歴公民の教科を担当する指導主事

（３）セミナープログラム
13：30～13：35　開講式
13：35～13：55　行政説明「内閣官房及び領土・主権展示館の取組について」
　　　　　　　　　（内閣官房領土・主権対策企画調整室参事官　古矢　一郎）
14：00～14：20　行政説明「領土に関する教育について」
　　　　　　　　　（文部科学省初等中等教育局教科調査官　中嶋　則夫）
14：25～15：15　講義「現在の国際情勢における中国の外交戦略と尖閣諸島をめぐる情勢について」
　　　　　　　　　（九州大学大学院比較社会文化研究院教授　益尾　知佐子）
15：25～15：55　事例発表「島根県立出雲高等学校における竹島学習の取組について」
　　　　　　　　　（島根県教育庁教育指導課指導主事　坪倉　将）
16：00～16：55　（意見交換）領土教育の実践の課題と工夫について
16：55～17：00　閉会


（写真）セミナーのようす