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採用試験区分から知る国家公務員

DISCOVERING NATIONAL PUBLIC EMPLOYEES FROM DIVISIONS OF THE RECRUITMENT EXAMINATIONS

06

デジタル庁

桜田 啓介

様々な業務を経験して 知見や視野を広げ、 人に優しいデジタル化を目指し、 デジタルでより便利な社会へ。

桜田 啓介

Sakurada Keisuke

桜田 啓介

気象庁情報基盤部情報通信基盤課 技官
2022年デジタル庁入庁【国家公務員採用
一般職試験 電気・電子・情報区分】

PROFILE

2022年デジタル庁入庁。行政手続等に用いるデータの整備に関する仕事などに従事したのち、2024年4月から気象庁に出向。現在はスーパーコンピュータに関する仕事に従事。

経 歴

  • 2022年4月

    デジタル庁 デジタル共通機能グループ
    データ班 係員

  • 2023年7月

    デジタル庁 デジタル共通機能グループ
    データマネジメント班・トラスト班 係員

  • 2024年4月

    気象庁出向
    情報基盤部情報通信基盤課 技官

桜田 啓介

国家公務員を志した
きっかけはなんですか?

私は国全体の暮らしをより良くしていくことができるというスケールの大きさや、様々な業務に携わることができるため、幅広い視点を持つことができる点に魅力を感じ、国家公務員を目指しました。その中でも大学時代に情報系を専攻していたことから、マイナンバーカードや行政手続のオンライン化などデジタル庁の行っていた施策に関心があり、デジタルで暮らしをより便利にしていくことに関わりたいと思いデジタル庁に入庁しました。

現在、どのような仕事をされていますか?

デジタル庁では、インターネット上で行政手続等に用いる本人確認やデータの改ざん防止の仕組みであるトラストサービスに関する仕事や、各地方自治体等で持っている行政データのオープンデータ化に関する仕事、データ整備の際にシステム間連携を容易にするための仕事、行政手続の効率化のために法人の情報や住所情報、文字情報など効率的なデータ共有ができる仕組みであるベース・レジストリに関する仕事等をしていました。
現在は気象庁に出向しており、1959年に官公庁として初めて導入した歴史を持つスーパーコンピュータに関する仕事をしています。

仕事のやりがい・今後やってみたいことについて教えてください

仕事のやりがいとしては、自分の担当した業務が外の人から評価を受けた際にやっていてよかったなと思います。中でも行政機関から住民への通知をオンラインで送るために気を付けるべき事項について有識者を招いて議論した際には、行政機関であまり実施していないSlackのチャットを使った会議を実施しました。多様な考えを持つ有識者の方々からいただいた意見をまとめ、円滑に議論ができるような工夫等をしたので、公表されたときはとても達成感がありました。また、法改正に携わった際にも自分の書いた条文が実際に可決された際はとても嬉しかったです。システムの運用などの技術的な仕事から法改正などの役所的な仕事まで幅広く色々な仕事をして学んでいけるのはとても勉強になりますし、良い経験になると思います。これからも、様々な業務を経験して知見や視野を広げていくことで今後に活かしていきたいです。

ある1日のスケジュール(デジタル庁勤務時)

  • 9:30

    登庁

  • 10:00

    デスクワーク(1日のスケジュール
    確認、打合せの準備など)

  • 11:00

    関係省庁と法律の運用、
    解釈についての打合せ

  • 12:00

    ランチ

  • 13:00

    班の定例会(各プロジェクトの進捗報告等)

  • 14:00

    デスクワーク(照会対応など)

  • 15:00

    業者との打合せ(委託業務の定例会議)

  • 16:00

    デスクワーク(担当業務に関する問い合わせ対応、
    明日の打合せ準備等)

  • 18:15

    退庁