地方の未来を支える、 日本の未来を支える。 日本中どこでも、 我々の仕事のフィールドです!
採用試験区分から知る国家公務員
DISCOVERING NATIONAL PUBLIC EMPLOYEES FROM DIVISIONS OF THE RECRUITMENT EXAMINATIONS
総務省


横山 航平
総務省自治税務局企画課 主査
2019年入省【国家公務員採用総合職試験
(大卒程度試験) 教養区分】
2019年総務省入省。山形県、デジタル庁への出向などを経て、2022年から自治税務局に所属、2024年4月から現職。地方税の税制改正について、中心となって議論を導いていく役割を担っている。
経 歴
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2019年4月
総務省自治行政局行政課 事務官
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2019年7月
山形県企画振興部市町村課
地域活力創造室 主事 -
2020年4月
山形県総務部財政課 主事
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2020年10月
総務省行政管理局 管理官付
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2021年9月
デジタル庁統括官
(デジタル社会共通機能担当)付 参事官付 -
2022年4月
総務省自治税務局市町村税課 事務官
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2023年7月
総務省自治税務局市町村税課 主査
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2024年4月
総務省自治税務局企画課 主査

国家公務員を志した
きっかけはなんですか?
大学生になるまでに、自身の進路や家族の関係などで多くの人や社会に支えられて成長してきました。そうした中で、今度は自分が人や社会を支える側に回りたいと考えるようになり、どのようなアプローチがあるかを考えたときに、目に留まったのが総務省でした。日本の各地域は、独自の特色を持ち、多様性がある一方、少子高齢化が進む中でこれからも住民の方々の生活基盤を維持できるのか、という非常に難しく先の見えない課題を有しています。そういった課題に直接アプローチでき、各地域の未来を支えるだけでなく、日本中どこでも幸せな暮らしが享受できる仕組み作りに関われるのではないかと考え、総務省の門をたたきました。
現在、どのような仕事をされていますか?
現在は、自治税務局企画課に配属され、地方税の税制改正全般に係る総括業務を担っています。各府省から提出される税制改正要望への対応方針の検討や地方税独自の制度改正の検討を進めるにあたり、中心となって議論を導いていくことが主な役割であり、また、政府の税制改正大綱が決定した後に行う法令改正においても、自身の担当分野の条文改正を行うだけでなく、各税目担当の作成した条文の案を確認し、問題がないかチェックする役割も担っています。
仕事のやりがい・今後やってみたいことについて教えてください
一番の仕事のやりがいは、地方税という地方自治体の財源の根幹をなす業務に携わり、また、法令改正という他では経験のできないダイナミックな業務に携わることができる点です。地方自治体においては、地方税法の条文に基づいて、課税実務が進められるため、改正後の条文解釈に紛れが生じないことを第一に考えています。今後は、地方自治体の歳出に係る業務にも携わり、歳入と歳出双方を見つつ、地域の持続可能性について自身の考えをまとめていき、よりこの国を支えられるようになることを目指しています。
ある1日のスケジュール
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9:30
登庁
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10:00
局内・課内定例打合せ
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10:30
デスクワーク(資料の作成など)
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12:00
ランチ
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13:00
デスクワーク(ヒアリングの準備)
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14:00
関係省庁へのヒアリング(税制改正関係)
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15:30
デスクワーク(ヒアリング結果の振り返り)
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17:00
同僚とのディスカッション
(法制業務についてなど) -
18:15
退庁