このページでは、TPPに関する出来事を時系列でまとめています。
2023年のCPTPPに関する活動概要は以下のとおりです。
1 TPP委員会・英国加入議定書署名・その他閣僚会合
7月16日、2023年のTPP委員会議長国ニュージーランドの主催により、第7回TPP委員会(閣僚級)がニュージーランド・オークランドにて開催され、我が国から後藤茂之経済再生担当大臣(当時)が出席した。同委員会では、英国のCPTPPへの加入条件が承認され、その後、締約国及び英国による英国加入議定書への署名が行われた。また、チリ及びブルネイについての協定発効の報告、デジタル経済やグリーン経済分野における協力の進展の報告や、新規加入への対応に係る議論等が行われ、閣僚共同声明 を発出した。
また、APEC関連会合の機会を活用して、5月26日(於:米国・デトロイト)及び11月15日(於:米国・サンフランシスコ)に、ニュージーランド主催により閣僚会合が開催され、それぞれ藤丸敏内閣府副大臣(当時)、新藤義孝経済再生担当大臣が出席した。11月15日の会合では、CPTPPの一般的な見直しに係る「付託事項」が承認され、閣僚共同声明 を発出した。
2 英国加入作業部会関連
2月22日及び3月31日、英国加入作業部会(AWG)議長の日本の主催により、英国加入手続に関する閣僚会合がオンライン形式にて開催され、後藤大臣(当時)が議長を務めた。3月31日の会合では、英国のCPTPP加入交渉の実質的な妥結を歓迎する旨の閣僚共同声明 を発出した。
また、我が国の議長下で、AWG関連会合が首席交渉官級等で複数回開催された。
その後、上記のとおり第7回TPP委員会(7月16日)の際に署名が行われた英国加入議定書の我が国国内手続きの完了について、12月15日に協定の寄託者ニュージーランドに通報した。
3 高級実務者会合
2023年のTPP委員会議長国ニュージーランドの主催により、CPTPP参加国12カ国(英国加入議定書署名前は英国を除く11カ国)の高級実務者による会合が行われ、協定の履行・運用の確認、協定に基づく一般的な見直しの作業の方針、新規加入への対応等に関する議論が行われた。
4 各種小委員会等
協定の規定に基づき、物品貿易、農業貿易、原産地規則、繊維、衛生植物検疫、電子商取引、政府調達、国有企業及び指定独占企業、労働、環境、競争力及びビジネス円滑化等の実務に関する専門家級の小委員会等の各会合が主としてオンライン形式によりそれぞれ開催された。
「総合的なTPP等関連政策大綱」を実現するための予算案が、令和5年12月22日に閣議決定されました。
協定の寄託国であるニュージーランドに対し、我が国の国内手続の完了に関し通報を行いました。
新藤大臣は、11月14日から16日にかけてCPTPP閣僚会合出席のため出張中の米国サンフランシスコにて、オーストラリアファレル・貿易・観光大臣、ペルーマティウス・通商観光大臣、シンガポールガン・貿易産業大臣、英国ベイデノック・ビジネス貿易大臣、ベトナムジエン・商工大臣とCPTPPについて会談を行いました。
オーストラリア ファレル・貿易・観光大臣との会談の様子 |
ペルー マティウス・通商観光大臣との会談の様子 |
シンガポール ガン・貿易産業大臣との会談の様子 |
英国 ベイデノック・ビジネス貿易大臣との会談の様子 |
ベトナム ジエン・商工大臣との会談の様子 |
新藤大臣は、2023年11月15日(米国時間)、本年のTPP委員会議長国であるニュージーランド主催により、米国サンフランシスコにて開催されたCPTPP閣僚会合に出席しました。
CPTPP閣僚会合の様子 |
日本語(仮訳)(PDF/149KB) | 英文(原文)(PDF/460KB) |
日本語(概要)(PDF/122KB) | 英文(原文)(PDF/555KB) |
令和5年度補正予算案が令和5年11月10日に閣議決定されました。そのうち「総合的なTPP等関連政策大綱」を実現するための予算について、以下のとおりとりまとめています。
新藤経済再生担当大臣は、11月1日19時から約30分間、来日中のカナダ メアリー・イン輸出促進・国際貿易・経済開発大臣(The Honourable Mary Ng, M.P., Minister of Export Promotion, International Trade and Economic Development)と会談を行いました。
会談では、CPTPPをめぐる様々な課題について、率直な議論を行いました。新藤大臣は、来年のTPP委員会の議長国を務めるカナダに対し、日本としてもその成功に向け最大限協力していくことを表明しました。また両大臣は、英国に続く新規加入要請への対応や、CPTPPの着実な実施と更なる発展に向けて、価値観を共有するインド太平洋地域の重要なパートナーとして、引き続き緊密に連携していくことを確認しました。
カナダ イン国際貿易大臣との会談の様子 |
後藤大臣は、8月22日に出張中のオーストラリアにて、オーストラリアファレル貿易・観光大臣とCPTPPについて会談を行いました。
オーストラリア ファレル貿易・観光大臣との会談の様子 |
後藤大臣は、7月15、16日に第7回TPP委員会出席のため出張中のニュージーランドにて、オーストラリアエアーズ貿易・製造補佐大臣、カナダイン国際貿易大臣、マレーシアザフルル投資貿易産業大臣、ニュージーランドオコナー貿易・輸出振興担当大臣及びティリカテネ貿易・輸出振興担当国務大臣、ペルーマティウス通商観光大臣、シンガポールガン貿易産業大臣、英国ベイデノック ビジネス貿易大臣とCPTPPについて会談を行いました。
オーストラリア エアーズ貿易・製造補佐大臣との会談の様子 |
カナダ イン国際貿易大臣との会談の様子 |
マレーシア ザフルル投資貿易産業大臣との会談の様子 |
ニュージーランド オコナ― 貿易・輸出振興担当大臣及びティリカテネ貿易・輸出振興担当国務大臣との会談の様子 |
ペルー マティウス通商観光大臣との会談の様子 |
シンガポール ガン貿易産業大臣との会談の様子 |
英国ベイデノック ビジネス貿易大臣との会談の様子 |
2023年7月16日、ニュージーランドで第7回TPP委員会が開催されました。
第7回TPP委員会の様子 |
日本語(仮訳)(PDF/429KB) | 英文(原文)(PDF/528KB) |
日本語(仮訳)(PDF/82KB) | 英文(原文)(PDF/636KB) |
日本語(仮訳)(PDF/105KB) | 英文(原文)(PDF/490KB) |
2023年7月16日、ニュージーランドで英国のCPTPP加入に関する議定書の署名式が開催されました。
日本語(仮訳)(PDF/84KB) | 英文(原文)(PDF/1,620KB) |
日本語(仮訳)(PDF/103KB) | 英文(原文)(PDF/104KB) |
日本語(仮訳)(PDF/77KB) | 英文(原文)(PDF/89KB) |
2023年7月12日、ブルネイについてCPTPPが発効し、同国がCPTPPの11番目の締約国となりました。
後藤大臣は、6月26日に訪日中の米下院歳入委議員団による表敬を受けました。
米下院歳入委議員団による表敬の様子 |
ニュージーランドが、カナダの乳製品の関税割当の実施に関して申立てを行った案件について、日本は第三国参加しています。
藤丸副大臣は、2023年5月26日(米国時間)、本年のTPP委員会議長国であるニュージーランド主催により、米国デトロイトにて開催されたCPTPP関係閣僚会合に出席しました。
閣僚会合の様子 |
後藤大臣は、5月18日に訪日中の英国スナク首相と短時間懇談を行いました。スナク首相は、日英ビジネス関係者を集めたレセプションのスピーチの中で、英国のCPTPP加入に向けた日本及び後藤大臣の尽力に謝意を表しました。
英国スナク首相との懇談の様子 |
ブルネイが、5月13日にCPTPP発効のための国内手続を完了した旨を寄託国であるニュージーランドに通報しました。
「総合的なTPP等関連政策大綱」に記載された諸施策についてのフォローアップの資料を公表しました。
(参考)
2023年3月31日、CPTPP参加国各国及び英国の閣僚等は、オンライン形式の会合を行い、「CPTPPへの英国加入プロセスに関する閣僚共同声明」を発出しました。
CPTPP参加国及び英国によるオンライン閣僚会合の様子 |
日本語(仮訳)(PDF/281KB) | 英文(原文)(PDF/249KB) |
後藤大臣は、2月24日にニュージーランドオコナー貿易・輸出振興担当大臣とCPTPPについて会談を行いました。
ニュージーランド オコナー貿易・輸出振興担当大臣との会談の様子 |
2023年2月22日、CPTPP参加国各国及び英国の閣僚等によるオンライン形式の会談を行いました。
CPTPP参加国及び英国によるオンライン閣僚会談の様子 |
Online Ministerial Meeting on the 22nd February |
2023年2月21日、チリについてCPTPPが発効し、同国がCPTPPの10番目の締約国となりました。
後藤大臣は、1月18日に世界経済フォーラム年次会合(ダボス会議)出席のため出張中のスイスにて、ニュージーランドオコナ―貿易・輸出振興担当大臣、英国ベイデノック国際貿易大臣とCPTPPについて会談を行いました。
ニュージーランド オコナ―貿易・輸出振興担当大臣との会談の様子 |
英国 ベイデノック国際貿易大臣との会談の様子 |