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時代別テーマ解説

時代区分 IV < 戦後、沖縄返還に向けた動きが顕在化するまで >

(4) 琉球警察管轄下の尖閣諸島

1. 琉球警察の管理下にあった尖閣諸島

 沖縄が本土に復帰するまでの間、域内行政を担った琉球政府は、その必要に応じて、尖閣諸島へ警察官を派遣したNo.57No.58

 特に、尖閣諸島周辺の海底資源埋蔵の可能性が注目された1968年(昭和43年)以降は、その回数も頻繁になっていった。

 沖縄返還の前年(1971年度(昭和46年度))の琉球警察統計書には、八重山警察署の管轄地域として尖閣諸島が記載されておりNo.59、復帰前においても、尖閣諸島は琉球警察の管理下にあった。

琉球警察が尖閣諸島を管理下におき、取締等を通じて警察権を行使していた。

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