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シナリオを検証するにあたり踏まえるべき視点

大胆なエネルギー構造の改革に関する3つの視点

どのような選択をする場合にも、将来に向かって政策体系を大きく組み直し、エネルギー構造を大きく転換するための基盤的な要請

①クリーンエネルギーへの重点シフトと成長の確保

  • 再生可能エネルギー、クリーンエネルギー(水素や蓄電システム等)、省エネにエネルギー構造の重点をシフト。
  • 意欲的な目標を共有(2030年の再生可能エネルギー比率25~30%以上、省エネ現状比1割削減)し、消費や投資を促進、グリーンイノベーションや次世代エネルギーネットワーク投資を加速。
  • グリーン政策大綱を策定し、制度改革や開発支援などを統一的に進め、日本再生の礎にする。

②需要家主体のエネルギーシステム改革

  • 国民一人一人が需要家・生産者として、エネルギーを主体的に選択できる分散型の新しいシステムに転換。
  • 重点としてエネルギー・電力システム改革を実行。

③多面的なエネルギー・環境の国際貢献

  • クリーンエネルギー開発とエネルギー効率の更なる革新に向かう構造転換を、エネルギー・環境分野における多角的な国際的な貢献を進める礎とし、地球温暖化問題解決のモデルともする。
  • 東電福島原発事故の経験を踏まえ、人材・技術基盤の確保を通じて原子力リスクの制御、原子力安全の向上、除染、廃炉管理といった側面で原子力平和利用国としての責任を新たに果たす。
  • 事故の経験と教訓を世界と共有。

エネルギーの選択を行うに当たって重要となる4つの視点

安価で、安全かつCO2を出さない自給電源がない現実において、原発依存度を低減する中で応えていくべき課題

①原子力の安全確保と将来リスクの低減

社会の安心・安全を持続可能な形で確保することが今は何よりも求められている。

  • 徹底した安全対策の強化によりリスクを最小化し、使用済核燃料や放射性廃棄物の発生を抑制することにより、将来世代の負担を減少させる。また、安全を支える技術や人材を確保、開発する。
  • こうした中で、原発依存度低減の道筋を具体化すべきではないか。

詳細な資料を見る有識者提起の論点

②エネルギー安全保障の強化

世界のエネルギー情勢や代替エネルギー確保の見通しは不確実であり、エネルギー安全保障を確保するという要請は変わらない。

  • エネルギー安全保障やエネルギー源の多様化と両立できる形で原発依存度低減の道筋を具体化すべきではないか。

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③地球温暖化問題解決への貢献

原発依存度を低減する中でも、国内のCO2排出削減を進めていかなければならない。

  • 現在の温室効果ガス削減の目標は国内での排出量削減に加えて、吸収源や国際貢献分を含んでいるがそれとの関係をどう考えるか。
  • 我が国の優れた技術を活用した海外での削減を含め、世界全体での地球温暖化問題の解決に貢献していくべきではないか。

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④コストの抑制、空洞化防止

エネルギーミックスを転換した結果、産業や雇用が空洞化する事態は回避する。

  • エネルギーコストの上昇による産業や経済への影響や社会への変革の状況を見極め、エネルギーミックスを転換した結果、産業や雇用が空洞化する事態は回避するという観点から、原発依存度低減の道筋を具体化すべきではないか。

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