地域における魅力ある働き方、職場づくり等を起点にした社会変革により、「若者や女性にも選ばれる地方」をつくるための取組を推進します。
令和7年2月14日付事務連絡で、地域の「職場」に呼びかけて課題への気づき・対応を促し、若者や女性にとっての「職場」の魅力を高めていく取組を進めていこうとする自治体を公募したところ、多数の参加がありました。令和7年度より全国68の自治体(24県、44市町村)において、国と連携しながら、「若者や女性にも選ばれる地方」に向けた地域働き方・職場改革の取組を開始します。
令和7年冬頃に追加の取組参加自治体(令和8年度)の公募を実施予定です。詳細が決まり次第こちらに掲載します。不明点があれば事務局(直通:03-3581-9073)までお気軽に御連絡ください。
地域の働き方・職場改革においては、以下の「職場像」を目指した取組を進めていきます。
「地域働き方・職場改革」のスケジュールについては、以下のとおりです。
近年、地方から都市部へ若年層の人口が流出しており、主として、進学を機に都市部へ転出をした若者が、その後、就職時点で地元に戻らない傾向がある(特に若年女性にその傾向が強い)ことが指摘されています。
こうした地方からの若年層の流出の要因については、主に①就職先の選択肢の幅が狭く、やりがいが感じられる、又は、自身の能力が活かせる就職先がないと感じられることや、②納得できる待遇(賃金等)が得られないと感じられることが挙げられています。
さらに若年女性の多くが、地域を離れた理由として「地域では働きがいがある仕事が見つからない」ことを挙げていると指摘されています。
地域によっては、男女で就業している業種や職種に偏りがあったり、登用が進んでいない等により、男女間の賃金格差が大きい現状等がある一方で、若年世代の意識は着実に変わり、「共働き・共育て」等のイメージが形成されてきている中で、若年女性にとって、自らの可能性や希望の実現ができる「職場」がないと感じられ、閉塞感の中で都市部へ転出していっていることが推察されます。
このように、若年世代の変化した「意識」と、地域の「職場」との間のギャップによって、若年・女性の転出行動がもたらされている側面があると考えられます。
第1回地域ブロック会議 | 令和7年6月17日(火)~令和7年6月19日(木) |
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山本蓮氏勉強会 | 令和7年5月14日(水) | 資料 |
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小安美和氏勉強会 | 令和7年5月28日(水) | 資料 |
古屋星斗氏勉強会 | 令和7年5月29日(木) | 資料 |
豊岡市(先行自治体)勉強会 | 令和7年6月6日(金) | 資料 |
気仙沼市・南砺市(先行自治体)勉強会 | 令和7年6月10日(火) |
※一部資料について、ファイルサイズの都合上分割している。
「若者や女性にも選ばれる地方」をテーマに、石破総理が地方の働き方・職場改革の専門家・小安美和さんと語り合う対談企画です。
地方から都市部への若者や女性の流出の現状、その背景にある若い世代の意識の変化、働き方・職場改革により若者や女性が集まり活き活きと働くようになった企業事例、「意識のアップデート」の重要性等を語り合う内容となっています。