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時代別テーマ解説

時代区分 I 幕府の許可により大谷家、村川家が鬱陵島、竹島に渡航を始めて以降(江戸時代)

資料集 vol.3 江戸期の竹島の利用

③将軍への拝謁、産品献上等に関する資料

大谷家による幕府幹部への産品献上の記録 No.7 覚(御目見に際し幕閣への干しアワビ進上の控え)

1671年(寛文11年)5月15日

資料概要

 1671年(寛文11年)の御目見の際に干し竹島(鬱陵島)アワビを贈った相手先の記録。相手により、500個入、300個入などがあったことが分かる。
 大谷、村川は、数年に一度、将軍に拝謁し(御目見)、幕府の幹部などにアワビを贈っていた。
 このほか、江戸城西の丸普請に際し書院の床板や書棚板を納めたこと、桐材、大竹などの産品の注文を受けることもあった。

内容見本

   覚
      酒井雅楽頭様
      同 河内守様
      阿部豊後守様
      稲葉美濃守様
      久世大和守様
      土屋但馬守様
      板倉内膳正様
右御七人様五百入壱箱宛
若御老中  土井能登守様
      堀田備中守様
遠国御奉行 小笠原山城守様
      戸田伊賀守様
      本多長門守様
右御五人三百入壱箱宛
   雅楽頭様御家老
      関主税殿
   大和守様御家老
      亀井清左衛門殿
   板倉内膳正様御家老
      池田新兵衛殿
      鈴木兵右衛門殿
   河内守様御家老
      大河内勘兵衛殿
右之御家来衆へ者何そ
寸志持参可被申候
 亥ノ五月十五日
  寛文拾壱年五月廿八日
御目見申上候

作成年月日 1671年(寛文11年)5月15日
編著者 -
発行者 -
収録誌 -(大谷家文書1-14)
機関コード
言語 日本語
媒体種別
公開有無
所蔵機関 島根県竹島資料室
利用方法 島根県竹島資料室に問い合わせを行う
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