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時代別テーマ解説

時代区分 IV 戦後、沖縄返還に向けた動きが顕在化するまで

資料集 vol.2 米国施政下の尖閣諸島

①米国施政下にあった尖閣諸島

米国から日本に施政権が返還される沖縄に尖閣諸島が含まれることを示す合意議事録 No.8 米国との沖縄返還協定(合意された議事録)

1971年(昭和46年)6月17日

資料概要

 1971年6月17日署名、1972年5月15日に発効した「琉球諸島及び大東諸島に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定」(略称:米t国との沖縄返還協定)付属の合意議事録。
 この合意議事録に、米国から日本に施政権が返還される沖縄の範囲が示され、米国民政府布告第27号(琉球列島の地理的境界:No.5)に示されている範囲が返還対象とされ、尖閣諸島が含まれた。

内容見本

  米国との沖縄返還協定
   合意された議事録
 日本国政府の代表者及びアメリカ合衆国政府の代表者は、本日署名された琉球諸島及び大東諸島に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の交渉において到達した次の了解を記録する。

第一条に関し、
 同条2に定義する領土は、日本国との平和条約第3条の規定に基づくアメリカ合衆国の施政の下にある領土であり、千九百五十三年十二月二十五日付けの民政府布告第二十七号に指定されているとおり,次の座標の各点を順次に結ぶ直線によつて囲まれる区域内にあるすべての島、小島、環礁及び岩礁である。

北緯二十八度東経百ニ十四度四十分
北緯二十四度東経百二十二度
北緯二十四度東経百三十三度
北緯二十七度東経百三十一度五十分
北緯二十七度東経百二十八度十八分
北緯二十八度東経百二十八度十八分
北緯二十七度東経百二十四度四十分

(略)

作成年月日 1971年(昭和46年)6月17日
編著者 -
発行者 -
収録誌 琉球諸島及び大東諸島に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定
言語 日本語・英語
媒体種別 ウェブサイト
公開有無
所蔵機関 外務省
利用方法 外務省条約データ検索で閲覧を行う
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