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時代別テーマ解説
時代区分 IV 戦後、沖縄返還に向けた動きが顕在化するまで
資料集
vol.2 米国施政下の尖閣諸島
①米国施政下にあった尖閣諸島
尖閣諸島が琉球列島に含まれていることがわかる米国軍政府の活動報告 No.1 SUMMATION of UNITED STATES ARMY MILITARY GOVERNMENT ACTIVITIES in the RYUKYU ISLANDS No1 July-November 1946
1946年（昭和21年）11月以降
資料概要
第二次世界大戦終戦後に琉球列島を占領統治した米国軍政府による、活動報告の第1号である。全4章で構成され、米国軍政府統治下の沖縄における、行政組織の設置・変遷や、復興プラン、当時の状況などが記述されている。冒頭に、琉球列島の地図（地図、図表目次中No.1）が掲載され、その範囲内に「SENKAKU- GUNTO」として、尖閣諸島が含まれている。地図には、米国陸軍地図局の地図を参照していることが示されている。
また、この報告書には、戦後琉球列島の復員兵の送還状況を示す地図も含まれており、日本、朝鮮、ハワイ、太平洋諸島、台湾からの琉球への復員兵、また、琉球からそれらの地域への復員兵の数が示され、その地図にも琉球の範囲内に尖閣諸島の記載がある。
内容見本
※琉球列島での米軍政府の活動報告書の冒頭に記載された琉球列島の範囲を示す地図
RYUKYU ISLANDS
SENKAKU-GUNTO
SOURCES AMS 5301; AMS1201
GHQ AFPAC RYUKYU ISLANDS ・ JUL-NOV 46
NUMBER1
※戦後琉球列島の帰還兵の送還状況を示す地図
REPATRIATION TO THE RYUKYU ISLANDS
STATUS ON 30 NOVEMBER 1946
RYUKYU ISLANDS
SENKAKU-GUNTO
FROM JAPAN
FROM KOREA
FROM HAWAI
FROM PACIFIC ISLANDS
FROM FORMOSA
REPATRIATION FROM THE RYUKYU ISLANDS
STATUS ON 30 NOVEMBER 1946
RYUKYU ISLAND
SENKAKU-GUNTO
TO JAPAN
TO KOREA
TO FORMOSA
| 作成年月日 | 1946年（昭和21年）11月以降 |
|---|---|
| 編著者 | 米国太平洋陸軍総司令部 |
| 発行者 | 米国太平洋陸軍総司令部 |
| 収録誌 | 連合軍の本土進駐並びに軍政関係一件占領報告（英文） 第１７巻（琉球の部） | 言語 | 英語 |
| 媒体種別 | 紙 |
| 公開有無 | 有 |
| 所蔵機関 | 外務省外交史料館 |
| 利用方法 | 外務省外交史料館で利用手続きを行う |
