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国土強靱化:私のひとこと special.35

命を守る取組を広げよう!

国土強靱化ワークショップ(第1回)

 令和2 年12月19日、東京会場において、全国各地域で防災・減災活動等に取り組んでいる方(「地域リーダー」)に参加していただき、自らの活動を通して、国土強靱化に関心がない人・知らない人にも広げていくための課題について議論するワークショップ(令和2年度第1回)を開催しました。
 コロナ対策のため、三密を避ける運営や、少人数グループごとの対話と対話共有方式の工夫による対応のもとに進めるとともに、一部の方はリモートにより参加しました。

第1回、第4回 国土強靱化ワークショップの目的
第1回国土強靱化ワークショップ(東京)参加者で集合写真
第1回国土強靱化ワークショップ(東京)参加者で集合写真

話題提供:「地域で考える、いざというときの備え」

 公益財団法人市民防災研究所理事の池上三喜子氏より、防災・減災に向けたつながりを広げていくため、多くの事例や自らの取組を交えて参加者の気づきやヒントとなるお話をいただきました。
 池上氏は、これまでの大災害において市民の視点からの災害対応に取り組まれており、さらに女性の視点を活かした防災・減災対策の展開を進めています。

参加者対話~地域の活動を育み、広げるための悩みやヒントを出し合おう

 話題提供のお話から、会場4班オンライン2班に分かれて自分が取り組んでいる活動に関する悩みや気づきを共有化し、地域の活動を育み、広げるための共通するテーマを見つけていきました。地域で防災・減災活動等を実践している参加者の各自の経験や池上氏のお話から話し合いが進み、結果が発表されました。

アイデア検討~これからの活動につながるアイデアを、出し合おう!

 参加者は引き続き6班に分かれて、話し合った課題や悩みに対し意見やアイデア出しを行いました。 話題提供を踏まえて出てきた活動を通しての悩みや課題に対してアイデアを付箋紙にご記入し、模造紙に貼り付けていただきました。

プラン作成~活動をどのように広げるか? プランをつくろう!

 班ごとにアイデア検討を踏まえて、どんなことを目指していくのか、具体的にどのような活動が可能なのかを検討いただきました。アイデアの絞り込みと取組を考え、発表資料をまとめていきました。そして、参加者一人一人がこれからやっていこうという「マイプラン」を発表しました。リモート班では、話し合いの時間の関係で、班でアイデアを一つにはまとめず、意見交換を通して「マイプラン」をブラッシュアップし、発表しました。

発表・交流~地域の活動を育み、広げるアイデアを共有し、交流を広げよう

 テーブル毎のまとめと参加者の日ごろの活動を広げていくためのマイプランが次々と発表され、取り組みが共有されました。

【1班】“隠れ防災イベントの勧め”
【2班】“あなたの参加が、惨禍を防ぐ”
【3班】“若年層、親世代も含む若年層への防災教室”
【4班】“防災と活動資金と教育”
【リモート班】

クロージング

 マイプランの発表後、池上氏より、学校や行政などは担当が変わることは世の常なので、地域の人たちが継続的に活動していくことが大切であることや、機械が人を助けてくれるわけではないので人、人とのつながりがとても大切だというお話をいただきました。
 また、有識者の宇野沢氏より、自分は「明るく楽しく真面目に」をテーマに活動しており、防災を前面に出さずに流行りごととマッチングさせるといいのではないか、また今回のワークショップのつながりを活かすなど「仲間」で継続させることが大切とのお話をいただきました。
 国土強靱化に関心のない人・知らない人に、どのように関心を持ってもらい裾野を広げていくか。日頃から防災・減災のための活動に取組んでいる参加者それぞれが、さらに活動を展開していくためのアイデアを発表しあい、共有していただきました。次回ワークショップ(令和3年2月27日開催)に向けて、参加者一人一人の活動の展開への思いや決意につながる機会となりました。

#つながり #コミュニティ
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第6回国土強靱化ワークショップ
index special.36
第2回国土強靱化ワークショップ

【連絡先】
内閣官房
〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1
TEL.03-5253-2111(代表)
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