●漂流談(※その1)
本県下益城郡網津村大字住吉の伊(ママ)澤弥喜太なる冒険漢が先に八重山島より台湾の隣なる無人島、児場島(魚釣島のこと)に航せんとするの海上難風に逢い、幾度か死してまた生くるの危難を経て遂に支那の福建に漂着し、幸いに一命を拾い得たる事は概略報じて過日の紙上に在りき。而して此の多幸なる冒険漢は此頃支那より長崎を経て恙なく郷里に帰り、一昨日熊本に来れり。
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漂流談[1](九州日日新聞)
資料タイトル | 漂流談[1](九州日日新聞) |
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作成年月日(西暦) | 1893年10月08日 |
作成年月日(和暦) | 明治26年10月08日 |
編著者 | |
発行者 | 九州日日新聞社 |
収録誌 | 1893年10月8日付九州日日新聞 |
資料概要 | 尖閣諸島へ出稼ぎに出て漂流した井澤弥喜太のインタビュー第1回。 |
言語 | 日本語 |
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公開有無 | 有 |
所蔵機関 | 国立国会図書館![]() |
媒体種別 | マイクロフイルム |
数量 | 1 |
資料番号 | S1893100800102 |
利用方法 | 国立国会図書館新聞資料室でマイクロフィルムの利用手続を行う |
注意事項 |