新築住宅には、太陽光パネルと電気自動車用充電器が標準装備されるようになりました。専用蓄電池や燃料電池を設置する家庭も増えています。
建築基準の改正により、高気密、高断熱の家が増え、省エネでも快適生活を満喫できます。ゼロエミッション住宅も人気があります。
スマートメーターが全戸に導入され、屋内のモニターやパソコンで電力の消費状況が「見える化」された結果、節電が進みました。屋外では消費状況をスマホでチェックし、 エアコンや洗濯機の遠隔操作もできます。
月額500円でHEMSサービスに加入し、電気やガスを最適管理した結果、1000円以上の節約ができたという話も聞きます。

市民が共同出資した、我が街の風車、バイオマス発電、小水力発電が増え、電力の地産地消が合言葉になっています。
地域節電所が設置され、地域単位で 制御（CEMS）を行い、市民の間で節電を競うことが流行りです。その結果、再生可能エネルギーによる系統不安定化の問題も解消されています。
電気自動車のカーシェアが広がり、停車時には自動的に蓄電池として有効利用されています。