平成23年8月
7月29日、細野豪志原発事故の収束及び再発防止担当大臣は、来訪した天野之弥IAEA事務局長と、東京電力福島第一原子力発電所事故の収束に向けた取組に関する意見交換を行いました。
同意見交換では、細野大臣から、今次事故への対応に係るIAEA及び天野事務局長の協力に謝意を表した後、6月に開催された原子力安全に関するIAEA閣僚会合に引き続き、9月のIAEA総会に向けて、我が国として最大限の透明性を確保した上で情報をしっかりと提供していきたい旨述べました。
天野事務局長からは、国際社会の関心は今次事故からどのような教訓を学べるかという点にあるため、日本から透明性の高い情報をより多く提供することが国際的にも評価される旨発言がありました。
両者は、事故の収束に向けて、今後とも緊密に連携していくことで見解を一致させました。