多様なつながり・ネットワークで災害に備える
『レジリエンス』×『共生』
令和3年度第1回ワークショップは、防災・減災への関心を高め、取組を広げていくため、「多様なつながり・ネットワークで災害に備える」をテーマとして、オンラインにより令和4年1月29日に開催しました。
東北、関東、関西、中国、四国、九州から多数の応募をいただき、抽選により30名の方に参加いただきました。

話題提供:「生活者の視点から、災害に強いつながりを考える」
危機管理教育研究所代表の国崎信江氏より、防災・減災のしなやかなつながりを広げていく事例や自らの取組を交えて参加者の気づきやヒントとなるお話をいただきました。
つながっていくことの大切さと、つながりを広げていくための様々の取組について、沢山の気づきやヒントとなるお話をいただきました。

参加者対話、アイデア検討~つながりづくりにつながるアイデアを、出し合おう!
オンライン6班に分かれて、話題提供のお話から気づいたことやつながるために必要なこと等を共有し、つながりづくりのアイデアを出し合いました。主催者、国崎氏、有識者の宇野沢氏・池上氏もオンラインでの意見交換・アイデア出しに耳を傾けました。


発表・交流~つながりづくりのアイデアを共有し、交流を広げよう
班ごとに今回のワークショップでの気づきやアイデア等を発表し、参加者全体で共有しました。
1班:若者への広報力の強化、そして大学生をもっと活用!

2班:みんなで、楽しく取り組む仕組みづくり!

3班:地域での多様な人が参加できる取組!

4班:地域に愛着を持ってもらえる仕組みづくり!

5班:日常のつながりを活かした、取り組みやすく楽しい防災活動!

6班:地域のつながりを広げていくための新たな仕組みづくり!


クロージング
各班の発表後、国崎氏より、今回出されたアイデアをもとに、地域のつながりを一層大切にしていただきたいこと、そして、そのつながりこそが国土強靱化につながるとのお話をいただきました。
また、有識者の宇野沢氏より、今回のような広い範囲の様々なつながりづくりを大切にしてほしいこと、そして今回のワークショップをきっかけに、参加者がつながり、アイデア交換、ディスカッションをしていただきたいとのお話をいただきました。
そして、有識者の池上氏より、国土強靱化等に関するわかりやすい資料や東京消防庁の顕彰による地域の取組促進のご紹介、そして大学生の活用などアイデアを大切にしてほしいとのご指摘と、福祉避難所への取組が大切なことやLINEのつながりによる安否確認などのヒントをいただきました。
参加者それぞれが、リモート方式により、アイデアを発表しあい、共有することにより、レジリエンス・コミュニティ活動を広げ、しなやかなつながりづくりに取り組んでいく、大きなきっかけとしていただきました。


第1回国土強靱化ワークショップ 参加者で集合写真
#つながり #コミュニティ