食品ロス・貧困問題解決 WEBシステム
神奈川県平塚市・フードバンク湘南
課題解決の分野 | その他 |
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実施地域 | 神奈川県平塚市 |
取組開始年月 | 2020年2月 |
詳細資料 | PDFを見る |
取組内容
フードバンク湘南が⾷品ロスと貧困問題を同時解決する活動の中で、⼈⼿不⾜と財政難で運営継続が課題となり、平塚市は市⺠提案型協働事業としてWEBシステムを開発した。本WEBシステムの導⼊で、寄付品の管理が容易かつ正確になったことや、寄付企業(⾷品関連事業者)が税制上の全額損⾦算⼊に必要な書類を⾃動的に発⾏することが可能になった。なお、本システムはタブレット端末を活⽤し、バーコードのスキャン操作で⼊出庫管理ができるため、作業が容易になり、効率が上がった。作業の効率化により企業への営業活動などを増やせたことで、3年で寄付品が2倍、寄付⾦が5.3倍、⽀援世帯数も2.5倍と事業規模が拡⼤した。
取組の実績や効果
⼊出庫作業:
【取り組み前】30分/⾷品100個当たり
【取り組み後】10分/⾷品100個当たり
寄付品の増加:
【取り組み前】23.5トン/年当たり
【取り組み後】41.6トン/年当たり
⽀援件数:
【取り組み前】2,072件/年当たり
【取り組み後】4,352件/年当たり