高校生に「DX活用マインド」を浸透させるための取り組み
大分県立情報科学高等学校・株式会社オートバックスセブン
課題解決の分野 | 教育、⼦育て |
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実施地域 | 大分県大分市 |
取組開始年月 | 2020年4月 |
詳細資料 | PDFを見る |
取組内容
デジタル技術とは「何かを変⾰する際の⼿段」であり、変⾰を起こすためには「課題解決⼒」と「創造⼒」を養う必要があるという背景から、⼤分県と包括連携協定を締結し、県内教育のデジタル化を推進している株式会社オートバックスセブンと連携。同社のラボを校内に常設(社員常駐)し、「デザイン思考」を取り⼊れた学習を通年で展開。全⽣徒の「課題解決⼒」と「創造⼒」の「発⾒、習得、応⽤」を図り、⽣成AIやプログラミング機材などの積極活⽤、⼩中学校への「デジタル技術に関連した⽣徒主体の出前授業」を実現。これらの学習を通じて「⽣徒のDX活⽤マインド」を醸成し、デジタル社会の「変⾰者」として⾏動できる⼈材を全校規模で育成。
取組の実績や効果
本校学習環境への社会的な理解が深まり、志願者数は増加し、令和4年度の募集倍率は約2倍となった。そのため、本年度からは学級数を1クラス追加し、⼊学定員数を160名から200名へ増員している。また、⼀部企業からは本校⽣徒の思考能⼒について⾼い評価を受けており、特別な求⼈情報が提⽰されるまでに⾄っている。