MaaSで進化するへき地医療DX
三重県鳥羽市
課題解決の分野 | 医療、介護、健康 |
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実施地域 | 三重県鳥羽市 |
取組開始年月 | 2023年12月 |
詳細資料 | PDFを見る |
取組内容
本市の離島・へき地では市⽴診療所を各地区に開設しているが、今後の⼈⼝減少による税収の落ち込みを考えると全ての地区でフルセットの公共施設を維持していくのは難しい。また、医療⼈材の確保も厳しさを増しており、将来的な診療所の集約化が必要であるが、反⾯、遠くまで外出困難な⾼齢患者が増えており、患者と医療の間にある物理的な距離が課題となっている。 そこで、2020年からクラウド型電⼦カルテや遠隔診療機器等を活⽤し、離れた場所から医師が診察できる体制を整えることで少ない医師で広範囲の患者をカバーできるようにするとともに、2023年から医療MaaS⾞両を活⽤して患者の⾃宅近くで診察を受けられる体制を整えた。
取組の実績や効果
2020年11⽉から、市⽴診療所全体で実施したオンライン診療 620件(2024年9⽉末現在)
2023年12⽉から、医療MaaS⾞両を活⽤したオンライン診療 22件(2024年9⽉末現在)
2023年12⽉から、専⽤システムで予約した診療・移送予約 118件(2024年9⽉末現在)