地域DXはケーブルテレビがヨコ展開!(地方から地方へ)
射水ケーブルネットワーク株式会社
取組内容
令和元年度から地元自治体である射水市のIoT事業を推進するため、様々なLPWAに対応するプラットフォームを開発。これは浸水被害、豪雪被害に備え、水位、雨量、積雪深などをリアルタイムで計測し、警戒値を超えるとメール発報やLINE通知なども可能。また同システムを防災分野だけでなくイノシシ罠動作時の発報、地元漁業従事者の出漁判断に重要な海洋の流向、流速、風向、風速の監視にも応用した。さらに子育て分野への展開として市立保育園の全保育室に温湿度CO2センサーを取付けるなど、多くの地域課題に尽力。地方自治体の悩みは共通していることから、このシステムを全国のケーブル局にヨコ展開を図り、多数の実績も出来た。
取組の実績や効果
(排水路の水位現地確認)
【取組前】1時間/箇所
【取組後】10分以下
(積雪深の計測)
【取組前】1時間/箇所
【取組後】10分以下
(保育室の温湿度CO2環境記録)
【取組前】手書きで30分
【取組後】ほぼゼロ。抜け、ミス無し
(漁師の出漁における経費削減)
取組前より無駄な燃料や氷材の消費が半分以下