河川氾濫における浸水被害を事前予測する浸水AIシステム
Arithmer株式会社
取組内容
地形データ、気象データをインプットデータとして、AI技術やシミュレーション技術を活用し、河川氾濫の浸水エリアを事前に予測、また災害発生後の浸水高を算出。水災前サービスは、対象河川の氾濫時期、周辺地域の浸水高を事前、およびリアルタイムに予測することが可能。また水災後サービスは、数か所(3~10箇所)の実測値データをインプットすることだけで、浸水エリア内全建物の浸水状況を、建物ごとの実測不要で算出することができることから損害保険会社の水災保険金算定に活用。
取組の実績や効果
1㎢あたり数か所(3~10)を実測することにより、当該エリア全地点の浸水高が測定できることから保険金算出のコストが以下のとおり軽減されることが実証。
【取組前】
400戸×2人×2時間=1,600時間(200人日)
【取組後】
3か所×2人×1時間=6時間(0.75人日)
→1/266の工数