地方の連携施設と地方巡回展
全国には、北方領土・竹島・尖閣諸島に関連する展示を行っていたり展示物を所蔵している展示施設は多くあり、そのうちの主な施設を以下のとおり紹介します。
また、領土・主権展示館では、年数回、巡回展を開催しておりこれまでの実績も紹介します。
地方の連携施設
北方館
- 住所
- 北海道根室市納沙布岬36番地
- 開館時間
- 9:00~17:00
- (ただし、11月1日から2月28日の間は16:30まで)
- 休館日
- 毎週月曜日
- (5月1日~10月31日まで無休)
- (月曜日が祝日及び振替休日の日を除く)
- 入場料
- 無料
- 団体予約可否
- 可
- 団体予約方法
- 電話 0153-28-3277
北方館は、北海道根室市の根室半島最東端・納沙布岬に位置しており、北方領土返還要求運動の原点の地で、目の前に広がる日本固有の領土である北方の島々を望みながら、北方領土問題の発生の状況や歴史的経緯を展示資料によってご覧いただき、返還運動への皆様の深いご理解とご参加を得て、より一層の国民世論の高揚を図り、一日も早い北方領土の返還実現をめざすために開設しています。
詳しくはこちら(施設webサイト)
望郷の家
- 住所
- 北海道根室市納沙布36-6
- 開館時間
- 3/1~10/31 9:00~17:00
- 11/1~2/末 9:00~16:30
- 休館日
- 11/1~4/30 毎週月曜日
(月曜日が祝日及び振替休日は開館)
- 年末年始(12/29~1/3)
- ※ 5/1~10/31は無休
- 入場料
- 無料
- 団体予約
- あり
- 団体予約方法
- 電話
北方領土を展望する望遠鏡や北方領土立体パノラマを設置しているほか、島々における街並み、住居表示図などに関する資料を展示しています。
北方領土の島々を追われた元島民の心の拠り所となっている施設です。
詳しくはこちら(施設webサイト)
根室市北方領土資料館
- 住所
- 北海道根室市納沙布33-2
- 開館時間
- 9:00~17:00
- 休館日
- 11/1~4/30 毎週水曜日
- 年末年始(12/29~1/3)
- ※ 5/1~10/31は無休
- 入場料
- 無料
- 団体予約
- あり
- 団体予約方法
- 電話
「島の生活史としての証」や「島の思い出」を後世に正しく伝えるため、戦前の北方領土の生活にスポットを当て、島での「衣・食・住」を中心とした資料を展示しています。
また、北方領土のジオラマ、北方領土を舞台にした映像作品や根室国後間海底電信設備に関する資料も展示しています。
詳しくはこちら(施設webサイト)
望郷の岬公園(四島のかけ橋)
- 住所
- 北海道根室市納沙布36-6
- 開館時間
- 常時(灯火は北方館の開館時間に準ずる)
- 休館日
- 無休
- 入場料
- 無料
- 団体予約
- なし
北方四島を表す4つのブロックが連なり合って大きなアーチを形成し、領土返還を祈るゲートを表現したシンボル像です。
アーチの下にある灯火台には祈りの火が灯されており、この火は祖国復帰を果たした沖縄県の南端に位置する波照間島で自然採火したものが青年団体によるキャラバン隊により運ばれてきました。
詳しくはこちら(施設webサイト)
北海道立北方四島交流センター(愛称ニ・ホ・ロ)
- 住所
- 北海道根室市穂香110-9
- 開館時間
- 9:00~21:00
(展示部分 9:00~17:00)
(貸館 9:00~21:00)
- 休館日
- 月曜日(5月~10月は無休)
- 入場料
- 無料
- 貸館使用料
- 各室、各時間帯により設定
お問い合わせください
- 団体予約
- あり
- 団体予約方法
- 電話、メール等
北方領土問題について国内外の世論を一層盛り上げるとともに、北方四島(歯舞群島、色丹島、国後島、択捉島)に居住するロシア連邦国民との交流を図る拠点施設です。
1階の展示室、ロシア文化ルーム、日本文化ルーム、2階の北方資料館展示室、展望室の展示部分のほか交流ホール、視聴覚室、調理実習室などの部屋があります。
詳しくはこちら(施設webサイト)
別海北方展望塔
- 住所
- 北海道野付郡別海町尾岱沼5番地27
- 開館時間
- 5月1日~10月31日 9:00~17:00
- 11月1日~4月30日 9:00~16:00
- 休館日
- 9月1日~6月30日までの毎週火曜日
※祝日・振替休日にあたる場合は、翌平日
- 入場料
- 無料
- 団体予約
- あり 事前予約不要
「北方領土返還要求運動」の正しい理解と国民世論の高揚のため、昭和54年に建設されました。
また、施設隣の「四島への道 叫び」の像は、昭和57年8月7日に建立されたもので、「島を返せ」と叫び続ける国民の総意を、老女と孫に託しています。
展望塔からは、オホーツク海に浮かぶ北方領土の国後島や野付半島を一望できます。
詳しくはこちら(施設webサイト)
北方領土館
- 住所
- 北海道標津郡標津町北2条東1丁目1-14
- 開館時間
- 5~10月は9:00~16:00
11~4月は9:00~15:00
- 休館日
- 月曜日(祝日の場合は翌日、7~10月は無休)、年末年始
- 入場料
- 無料
- 団体予約可否
- あり
- 団体予約方法
- 標津町役場企画政策課に電話(0153-85-7240)
北方領土館では2階の展望室から、東の洋上わずか24kmに北方領土「国後島」を臨むことができるほか、昭和20年当時の暮らしや、ビザなし訪問・受入の写真のパネル展示や、北方領土を取り巻く歴史の変遷が学習できる施設です。
詳しくはこちら(施設webサイト)
羅臼国後展望塔
- 住所
- 〒086-1834 北海道目梨郡羅臼町礼文町32-1
- 開館時間
- 4~10月 9:00~17:00
- 11~1月 10:00~15:00
- 2~3月 9:00~16:00
- 休館日
- 月曜日(11~4月)
※ただし、月曜日が祝日及び振替休日の場合は翌日となる
※5~10月は無休
- 入場料
- 無料
- 団体予約
- あり
- 団体予約方法
- 羅臼町役場企画財政課に連絡(℡0153-87-2114)
羅臼町の中心市街地にほど近い海抜167mの高台にある羅臼国後展望塔から、国後島の雄大な姿を一望することができます。
また施設内には、北方領土問題を解説した展示コーナーもあり、展示資料等によって、北方領土問題を理解していただき、返還運動の皆様のご理解とご参加により、一日も早い北方領土の返還を目指すために開設しています。
詳しくはこちら(施設webサイト)
富山県北方領土史料室
- 住所
- 富山県黒部市生地中区361 黒部市コミュニティセンター内3F
- 開館時間
- 9:00~16:30
- 休館日
- 第2日曜日、12月~3月の祝祭日、8月13日~15日、12月29日~1月3日
- 入場料
- 無料
- 団体予約
- あり
- 団体予約方法
- 施設HP内フォームにて受付
北海道以外では自治体レベルで初となる北方領土啓発施設です。富山県は北方領土からの引揚者が北海道に次いで多く、「富山県と北方領土のかかわり」、「ふるさと北方領土の史料の保存・継承」及び「北方領土への理解と次世代の育成」の3つのテーマごとに、パネルや映像、クイズ、史料などで、わかりやすく紹介しています!
詳しくはこちら(施設webサイト)
竹島資料室
- 住所
- 〒690-8501島根県松江市殿町1番地 島根県庁第3分庁舎
- 開館時間
- 9:00~17:00
- 休館日
- 毎週火曜日、年末年始(12月29日~1月3日)
- 入場料
- 無料
- 団体予約
- あり
- 団体予約方法
- 電話またはメール
- 連絡先
- 電話番号 0852-22-5669
- メール✉ takeshima-shiryo@pref.shimane.lg.jp
島根県は1905年の竹島編入や行政権行使に関わる公文書を所蔵しており、竹島資料室では歴史的公文書や「竹島問題研究会」の研究成果と収集資料を公開し、竹島問題について理解を深めていただけるような活動や展示を行っています。資料室は、2021年に国の「有形文化財建造物」に登録された旧島根県立博物館の建物の中にあります。
詳しくはこちら(施設webサイト)
竹島資料収集施設
- 住所
- 隠岐の島町久見311-3
- 開館時間
- 9:00~17:00
- 休館日
- 年末年始(12/29~1/3)
- 入場料
- 無料
- 団体予約
- 20名までなら可能
- 団体予約方法
- 電話
- 連絡先
-
隠岐の島町の北西に位置し、竹島に一番近く、また竹島漁業の中心的役割を担っていた久見地区に町が運営する施設が平成28年に建設されました。
竹島に関する記録や記憶を保存し、後世に伝えるための収集・調査の拠点として、また、竹島漁撈基地の歴史を伝え竹島問題について学習する場となっています。
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八重山博物館
- 住所
- 沖縄県石垣市字登野城4番地1
- 開館時間
- 9:00~17:00
- 入館最終時間
- 16:30
- 休館日
- 毎週月曜日・祝日
- 入場料
- 大人200円、学生(中学生以上)100円
- 入場料(団体)
- 大人180円、学生(中学生以上)80円
- 団体予約
- あり
- 団体予約方法
- 電話連絡等
- 備考
- 無料 小学生以下、障がい者
団体については20人以上予約可
昭和46年5月、石垣市議会において、祖国復帰記念事業の一環として石垣市立八重山博物館建設が決定され、昭和47年4月竣工。昭和47年10月18日に開館し、昭和58年3月、沖縄県立博物館に次ぎ沖縄県内で2番目の登録博物館となりました。昭和58年に県内初、こども博物館教室を開催しました。敷地面積1,748㎡ 展示室386.8㎡
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沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)
- 住所
- 〒900-0006
沖縄県那覇市おもろまち3丁目1番1号
- 開館時間
- 9:00~18:00(金・土は20:00まで)(最終入館は閉館の30分前)
- 休館日
- 月曜日(月曜が祝日・振替休日の場合は開館し、翌平日が休館)
- 入場料
- 展覧会によって異なる
- 団体予約
- あり
- 団体予約方法
- ホームページより団体受付申込書をダウンロードしてご記入の上、FAXまたは当館情報センターまでお持ちください。
沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)は、博物館と美術館が併設された全国的に珍しい施設です。
博物館常設展では、常時3,000点を超える資料から沖縄の自然・歴史・文化をご紹介します。美術館コレクション展では沖縄県出身及び沖縄にゆかりのある作家の作品を展示しています。
詳しくはこちら(施設webサイト)
那覇市歴史博物館
- 住所
- 那覇市久茂地1-1-1パレットくもじ4F
- 開館時間
- 10:00~19:00
- 休館日
- 毎週木曜日(その他臨時休館あり)
- 入場料
- 一般350円
- 団体予約可否
- 可能
- 団体予約方法
- 電話
特別展示室では「国宝 琉球国王尚家関係資料」を中心に美術工芸や文書記録類を展示、常設展では「王朝文化と都市(まち)の歴史」をテーマに那覇市にゆかりのある方々より寄贈された染織品や漆器、書画などの美術工芸品や家譜などの資料をとおして、中世~現代の首里・那覇の歴史と文化を紹介します。
詳しくはこちら(施設webサイト)
石垣市尖閣諸島情報発信センター
- 住所
- 沖縄県石垣市美崎町1番地 ユーグレナ石垣港離島ターミナル2階
- 開館時間
- 8:00~20:00
- 休館日
- なし ※台風等による施設閉鎖時は閉館
- 入場料
- 無料
- 団体予約
- あり、予約不要
- 団体予約方法
- 予約不要
尖閣諸島は、我が国固有の領土であり石垣市の行政区域です。このことを示す多くの歴史的史料が存在しています。当施設では、歴史的史料のレプリカや自然環境に関するパネル、本市が製作した行政標柱や尖閣諸島3D模型などを展示しています。
また、尖閣諸島の歴史や自然環境に関する映像も放映しています。
詳しくはこちら(施設webサイト)
日本国際問題研究所
- 住所
- 東京都千代田区霞が関3-8-1 虎ノ門ダイビルイースト 3階
- 開館時間
- 月~金 10:00~13:00、14:00~17:00
- 休館日
- 土日祝、夏季休暇期間、年末年始
- 入場料
- 無料
- 団体予約可否
- 完全予約制
- 団体予約方法
- 電話またはホームページの「問い合わせフォーム」
- 備考
- 上記は一般公開の可能な領土・歴史センターの図書・資料閲覧室の情報。ご利用時は利用申込手続きの必要な身分証をお持ちください。
ご予約:03-3503-7263
国際情勢の客観的な分析を行い、政策企画に寄与すべく、1959年に設立された外交・安全保障に関する政策シンクタンク。近年は日本と近隣諸国の間で領土や歴史認識を巡る緊張が高まっていることから、領土・歴史問題の調査研究を進め、日本の立場を広く周知する組織として、2017年に領土・歴史センターが設置されました。
詳しくはこちら(施設webサイト)
地方巡回展