ふくいMaaSを機とした地域間連携の土台作りについて
ふくいMaaS協議会(事務局 福井県福井市)
課題解決の分野 | 教育、⼦育て |
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実施地域 | 福井県嶺北全域 |
取組開始年月 | 2022年5月 |
詳細資料 | PDFを見る |
取組内容
福井県嶺北地域の11市町で構成するふくい嶺北連携中枢都市圏では、公共交通の利用促進による地域公共交通ネットワークの維持・強化が圏域共通の大きな課題となっている。また、令和6年春の北陸新幹線福井開業時に、観光・ビジネス等で福井に訪れる方々の多様な移動ニーズに対応する圏域の二次交通の充実を図る必要性を踏まえ、令和4年5月に嶺北11市町、交通事業者、民間、大学、金融、マスコミ等による産官学金言のオール福井体制で「ふくいMaaS協議会」を設立し、様々な団体と連携しながらMaaS構築の取り組みを進めている。
ふくいMaaSアプリは、交通アプリとしての単独運用ではなく、デジタル地域通貨によるキャッシュレス決済やお得なサービスなどを提供する地域版スーパーアプリ「ふくアプリ」の一つのサービスとして導入し、現在、約17万人が利用可能となっている。
取組の実績や効果
北陸新幹線福井開業により観光等で福井に訪れる方々がお得で便利に移動できるよう、県内の交通事業者(鉄道・バス)が連携した県内初の時間制切符「ふくふくきっぷ(29時間・2,900円)」やコンサートなどのイベント時の利用を目的とした臨時列車の切符を片道100円(通常時は450円)で販売。特に100円切符は取扱切符の上位を占め、公共交通の利用促進に繋がっている。