デジタル技術を活用して畜産と飼料輸送を変革
株式会社YE DIGITAL
取組内容
IoTセンサー技術により飼料タンク内の飼料残量をクラウド上で可視化し、PCやスマートフォンを通して残量の確認が可能となる。残量データは、畜産農家だけでなく飼料メーカー・運送会社も確認でき、畜産業界の業務効率化につながる。畜産農家は、飼料タンクの巡回確認が不要となるだけではなく、残量データを収益性の目標となる飼料要求率に役立てることができる。 飼料メーカーは、農家からの急な注文がなくなるため、計画的な飼料製造が可能に。運送会社においては、飼料輸送の前に飼料残量を確認するための複数回に及ぶ遠距離走行が不要となる。
取組の実績や効果
(北海道の飼料メーカーでの導入効果)
【取組前】
飼料の営業活動、残量確認に要した走行距離 1台あたり6,000km/月
【取組後】
残量確認のための移動がなくなったことで1台あたり4,000km/月まで走行距離削減
【得られる効果】
走行距離の削減に伴い、労務費の削減、CO2排出量の削減