介護のデジタル化で目指す利用者と職員の幸せな環境づくり
社会福祉法人恵仁会
取組内容
介護現場でデジタル化を進める中、特に重度者の多い特別養護老人ホームにおいて生体センサーによる利用者の状態把握は必須となっている。人材不足が深刻な中、夜勤業務には大きなストレスが伴うが、センサーの活用で看取り期の方のケアも安心感を持ってケアできている。
また、介護職員の腰痛予防は、移乗用リフトの活用により劇的に軽減。これにより、利用者の褥瘡や拘縮予防にもつながり、双方に効果が実感できている。今後更に多くの在宅高齢者が増えていく中、このような施設での成功事例を在宅に展開することで地域の生活を支援することが可能になると考える。
取組の実績や効果
ワークフローシステムの導入効果として、年間約7,500件の稟議書をデジタル化し、印刷代が年間約30万円削減、決裁までの期間が短縮(4~7日→1~4日)、申請書提出に要する移動時間の削減(約689時間→0時間)、移動に要する燃料費として年間約16万円の削減、移動に関る人件費として年間約90万円削。