まちのコインを使った「ものづくりのまち」の新たな観光資源化
大阪府八尾市
取組内容
本市は、商業施設が充実するベットタウンであり、自然環境を中心とする観光産業は乏しいものの、あまり知られていない魅力ある観光スポットや見どころ、歴史・文化スポットなどの「地域資源」がたくさんある。特に、「ものづくりのまち」である本市は、まち工場がその最たるもの。そこで、2022年6月より本市の持続的な発展に向けて試験導入し、2023年4月から全庁挙げての本格実施に移行したコミュニティ通貨アプリ「まちのコイン」を活用し、地域住民や来訪者の方が楽しみながら、その魅力ある「地域資源」を知っていただき、本市の魅力をもっと発信するため、新たな観光資源の開発に取り組んでいる。
取組の実績や効果
利用者は、取組後から急速に増え現在約5,000名、コインが交換できるスポットは約180件になった。本市の商店街にスポットが集中し、そこを訪れた利用者は、現在まで約6,000名に上り、商店街への人流を作り、活性化につながっている。また、利用者の17%は市外在住者で関係人口の創出にも寄与。