スマートスピーカーを活用した『高齢者見守り・オンライン診療』
愛媛県宇和島市
取組内容
・独居高齢者、高齢者世帯等にスマートスピーカー(以下スマスピ)を設置。
・スマスピアプリで体調確認や服薬確認を実施。結果はレポートで家族にメール自動送信。
・日本郵便社員が定期的に戸別訪問。生活状況を確認し、家族にメールでお知らせ。同時にスマスピの操作説明も実施。
・家族や行政、居宅介護事業所が必要に応じてオンライン通話。健康状態等を確認。
・日本郵便社員がタブレットを高齢者宅に持参し、オンライン診療および服薬指導を支援。
・薬局からの配送依頼を受け、処方薬剤を日本郵便が配達。 ※Wi-Fiルータも貸出しすることで、ネット環境の有無に関係なくサービスの提供が可能となる。
取組の実績や効果
島しょ部の訪問服薬指導の場合、往復の移動時間含め2時間30分かかるが、オンライン服薬指導であればかかる時間は10分。移動時間を薬局での服薬指導に充てた場合、患者数は単純計算で15名。 また、「できるだけ自宅で」と願う市民にとって、場所を問わない在宅医療が可能となる。