スマホでつなぐ安心安全な医療
青森県立中央病院
取組内容
個人が情報を所有し管理を行うPHRを軸に据えた医療連携NWを構築。PHRアプリには、歩数、食事、睡眠時間等のライフログに加えて、情報提供施設で本人確認すると当該施設での医療情報を参照・管理することが可能。スマートフォンを所有していない子供や高齢者の場合は家族等が代理登録することできる。PHRアプリで管理している情報は、遠隔地に住む家族等に共有できることに加え、医療機関に共有すると、別の医療機関での治療状況をより早く正確に把握できる。共有された情報はオンライン診療等の場面でも活用。医療提供が困難な地域においても医療へのアクセシビリティが確保できる環境の構築を目指す。
取組の実績や効果
従来型は職員が患者に積極的に利用を促し月平均登録者が45名程度だった。PHRは職員が患者に利用を促すことをせず月平均登録者は240名程度。 青森医療圏の情報提供施設数は、従来型では2施設、PHRでは10施設が参加意向を示しており、現在、青森医療圏で4つの情報提供施設が稼働済み。