金公使帰任談 竹島の国際裁提訴
【新亜特約(東京)十一日】去る五日帰国した金溶植駐日韓国公使は十一日午後十時五十五分ノースウェスト機で京城から帰任し羽田飛行場で次のように言明した。
一、日本政府が竹島問題を国際司法裁判所へ提訴することに対し韓国側に同意を求めたが、この回答を近日中に日本政府へ提出する。これは日本側の提訴同意要求を拒否する内容である。
一、日韓会談が早急に再開されることには反対しないが、それにはある種の条件がついており、日本側の誠意いかんにかかっている。
なお同公使はある種の提案なるものについて詳しい言明をさけたが、新亜通信の得た観測では、日韓国交調整にある種の希望をもって帰任したものとみられる。
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日本の同意要求拒否(毎日新聞)
資料タイトル | 日本の同意要求拒否(毎日新聞) |
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作成年月日(西暦) | 1954年10月12日 |
作成年月日(和暦) | 昭和29年10月12日 |
編著者 | |
発行者 | (株)毎日新聞社((有)新聞資料出版) |
収録誌 | 毎日新聞<東京・朝刊>(新聞集成昭和編年史 昭和29年版Ⅴ) |
資料概要 | 日本政府が国際司法裁提訴の申し入れを韓国政府に行ったことに対して、ソウルから帰任した駐日韓国公使が、拒否回答を日本政府に提出すると言明したことを伝えている。 |
言語 | 日本語 |
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公開有無 | 有 |
所蔵機関 | 島根県立図書館![]() |
媒体種別 | 紙 |
数量 | 1ページ |
資料番号 | T1951090300102 |
利用方法 | 島根県立図書館で閲覧 |
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