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竹島渡航日記(三)(山陰新聞)

▲雲行きを眺めて三日の間過したが實に此度の風は不運にも旋風に相違なかつた、廿四日には稍強い所の西風か吹いて居たか雲は東よりした間もなく此風は西北に転し遂に東北となり終つたのてある此樣な風の廻りは常にあること乍ら毎日島の月にかこつ塲合てあつたから一層よく観察することが出來たのてある兎に角之て最早や風は止まねはならぬ天候は大丈夫測候所の電報なとは聞く必要はないと自分で安心して居た廿六日午后六時半弥西鄕を出帆し北を指して竹島に向つたのてある

資料タイトル 竹島渡航日記(三)(山陰新聞)
作成年月日(西暦) 1906年04月08日
作成年月日(和暦) 明治39年04月08日
編著者 旅行者 某生
発行者 (株)山陰新聞社
収録誌 山陰新聞
資料概要 竹島視察の同行者による旅日記。3回目は、西郷を出帆し竹島に到着。竹島の様子、上陸の模様が記されている。大きな動物がアシカであることをアシカ猟経験のある中井氏から教わるとある。
言語 日本語
公開有無
所蔵機関 島根県立図書館新しいウィンドウで開く
媒体種別 マイクロフィルム
数量 1ページ
資料番号 T1906040800102
利用方法 島根県立図書館で閲覧
注意事項