未来への風景づくり
奈良県川上村は、1級河川紀の川(吉野川)の最源流に位置する自治体である。
「川上宣言」をもとに “水源地の村づくり” を展開している。
村内にある大滝ダム建設の試験湛水時に地滑りが確認され水没地ではないが、全戸移転となった集落がある。
石垣などがあり特徴的な景観を有した集落であったが、人の営みがなくなることで、
荒れ果て負のイメージのみが残ってしまうことを危惧した。
そこで、かつてこの地にあった人の暮らしのぬくもりを植栽による景観づくりを通して再生するプロジェクトが未来への風景づくりです。
理念に共感いただく企業・団体と協働で大きな意味での水源地の環境保全として、
植樹と管理を行っていただいています。この事業が川上村と企業・団体との接点の役割を担っており、
水源地のむらである川上村全体をフィールドに社員研修や社会貢献活動、村と企業、企業と企業の交流も展開しています。
植栽作業の様子
年に1度村民さんとのふれあいを目的に実施する
「ふれあいまつり」の様子
部 署 川上村水源地課
メール suigenchi@vill.nara-kawakami.lg.jp
電 話 0746-52-0111
