孤独・孤立に関する個人の悩みは複雑化・多様化しており、相談窓口も分野やエリアに応じた様々なものが存在しています。しかし、各主体のみでは複雑・多様な課題への対処に限界があり、また、相談支援を求める当事者等の立場からは、様々な相談窓口があるが故に相談を諦めてしまうケースもあると考えられます。このような状況を踏まえ、相談窓口体制や相談と支援をつなぐ体制整備の推進、ならびに、関係団体相互の連携強化が求められています。
上記の背景を踏まえ、分科会3では、令和4年度に全4回実施した「孤独・孤立相談ダイヤル」事業の試行を踏まえ、悩んでいる方々に各種支援策が着実に行き届くようにするために「相談支援に係る実務的な相互連携の在り方」を議論しました。
本シンポジウムでは、分科会3の議論内容を報告するとともに、一元的な相談支援体制の在り方や、地域での「相談」と「支援」をつなぐための各主体の連携の姿、および今後の方策を考察しました。
□ 日時: 令和5年3月16日(木) 16:30-19:00
□ 場所: オンライン方式
時間 | コンテンツ | 登壇者 |
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16:30- | 開会挨拶 | ・山本麻里氏(内閣官房孤独・孤立対策担当室 室長) |
16:40- | 「孤独・孤立対策官民連携プラットフ ォーム」と「分科会」の紹介、孤独・孤立対策の重点計画の説明 | ・吉川晃氏(内閣官房孤独・孤立対策担当室) 発表資料はこちら(PDF:1,840KB) |
16:50- | 分科会3の紹介:活動紹介と現在の議論内容の報告(孤独・孤立相談ダイヤル試行結果の報告を含む) | ・小西慶直氏(一般社団法人日本いのちの電話連盟 孤独・孤立相談プラットフォーム事務担当) 発表資料はこちら(PDF:849KB) |
17:10- | 自治体独自の相談窓口事例報告 | ・中村礼氏(鳥取県福祉保健部ささえあい福祉局福祉保健課地域福祉推進室 課長補佐)
発表資料はこちら(PDF:1,469KB) |
17:20- | パネルディスカッション
「効果的な相談窓口体制整備と望まれる連携の在り方」 |
【モデレーター】 ・大西連氏(内閣官房孤独・孤立対策担当室 政策参与)
【パネリスト】・高橋良太氏(社会福祉法人全国社会福祉協議会 地域福祉部長/全国ボランティア・市民活動振興センター長)
提出資料はこちら(PDF:372KB)・遠藤智子氏(一般社団法人社会的包摂サポートセンター(よりそいホットライン) 事務局長)
提出資料はこちら(PDF:1,164KB)・勝部麗子氏(社会福祉法人豊中市社会福祉協議会 事務局長)
提出資料はこちら(PDF:4,530KB)・菊池馨実氏(早稲田大学理事・法学学術院教授)
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18:55- | 閉会 | 事務局 |
※開催案内は、こちら(PDF:211KB)。
※当日の様子は、YouTubeの当室のアカウントに掲載しております。