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Digi田甲子園の事例を中心に、
デジタルを活用した地域の
課題解決や魅力向上の優れた
取組をご紹介します。

空間自在ワークプレイスを活用した実践型遠隔ものづくり人材育成

東日本旅客鉄道株式会社教育・子育て

実施年度

第4回Digi田甲子園

主な実施地域

新潟県三条市

取組開始時期

2022年4月

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取組内容

ものづくりの実践型教育として、ものづくりに関心の高い東京都心の工科高校生と、ものづくり地場産業が盛んな燕三条駅にある「JRE Local Hub燕三条」にいる現役ものづくり職人を高画質・等身大のオンライン接続サービスである空間自在ワークプレイスを使って接続し、遠隔教育を実施。これにより居住地に捉われない遠隔実践型ものづくり人材育成に取り組んでいる。

実績や効果

毎年2校の工科高校が参加し、3年間で6校の学生が参加している。現地へ行かずに多くの学びを得ることができるため、学校側としても参加しやすいプログラムとなっている。今年度は生徒のアイデアを実際にプロが評価するコンテスト「ものづくりAWARD」への応募も行った。

取組全体を通じて訴えたいポイント

空間自在ワークプレイスを活用した遠隔地との連携により、学生は自らの居住地に捉われず、全国各地の技術を学ぶことができる。この実践型ものづくり遠隔教育は、学生に多様なスキルを習得させ、地域を超えた人材育成を実現し、結果として地場産業の発展や活性化にも寄与し、様々な産業分野における人材の育成につながる。

地域の課題解決・魅力向上

ものづくりの人材育成においては現地現物を通じて学ぶ必要があるが、ものづくり地場産業は日本各地に点在しており居住地によって現地に足を運ぶことに制限が出てしまい、人材不足にも繋がっている。空間自在ワークプレイスを活用することによって、学びたい人と伝えたい人が場所に捉われることなく繋がることができる。

独自性・先進性

「ものづくり」を学ぶには、繊細な形状・素材感・サイズ感を伝えることがポイントであり、これらを双方向で伝えるには空間自在ワークプレイスの持つ「4K相当の高画質映像を等身大のサイズで映し出し、複数人が同時に会話できるステレオ音声」によって実現することができる。

持続性・発展性

工科高校の学生はものづくりへの関心度が非常に高く、日本のものづくり産業を担う燕三条の職人からの学びは多い。燕三条側のものづくり職人も今まで以上に遠隔からの学生を受け入れることができ、また空間自在ワークプレイスを活用した遠隔実践型教育の価値を評価していただいているため、継続的な実施を見込むことができる。

他地域への横展開

燕三条に限らず、日本各地には多くのものづくり技術を活かした地場産業があり、空間自在ワークプレイスを活用することで都心の学生は多くの地方のものづくり技術を学ぶことができる。また都心の学生だけでなく、日本各地の学生と日本各地の産業を繋ぐことを目指したい。

取組を進めるうえで苦労した点

空間自在ワークプレイスを活用したものづくりプログラムではあるが、一部コンテンツはリアルでしか実現が難しいため、リアルも活用している。本施策におけるコンテンツ内容と開催方法については現地のものづくり職人との連携し検討を実施した。

取組の成果を上げることが出来た秘訣・工夫

東京都教育庁が各学校との横串役を担っていただき、目的の共有や実施後の成果を連携いただいていることで毎年学校の応募が絶えない。一方燕三条側でもものづくりにおける課題解決を目指す株式会社ドッツアンドラインズの齋藤様からのアイデアやコンテンツ内容の検討連携によって実現が可能となった。

今後の展望

空間自在ワークプレイスを活用することで都心の学生と燕三条の地場産業を繋ぐだけではなく、日本各地の学生と日本各地の産業を繋ぎ、更なるものづくり人材育成の実現を目指す。また結果として地場産業の課題である後継者不足の解決にも繋げていきたい。