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Digi田甲子園の事例を中心に、
デジタルを活用した地域の
課題解決や魅力向上の優れた
取組をご紹介します。

近隣自治体や県民等とのEVカーシェアリング(EGシェア)

群馬県グリーン社会の形成

実施年度

Digi田甲子園 2023

主な実施地域

群馬県前橋市、富岡市、太田市、沼田市、中之条町

取組開始時期

2023年9月

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デジタルを活用した取組の全体概要

【取組概要】 計20台のEVを県内5箇所に配置し、平日は群馬県と近隣自治体の公用車として車両を共用、土日祝日は一般利用が可能なカーシェアリング事業に活用する。
【解決する地域の課題】 一人当たりの自家用車保有台数全国1位の群馬県において、運輸部門で地域の脱炭素を進める必要がある。
【使用するデジタル技術】  複数自治体で車両を共用できるよう同一の予約・車両管理システムを用いている。職員や利用者は免許証のみで車両の利用ができるシステムを導入している。

実施に至る経緯・動機

公用車へのEV導入や休日に遊休資産となっている公用車の活用、シェアリングエコノミーの普及など

解決する課題の具体的内容

土日祝日に遊休資産となっている公用車をカーシェア事業に活用し、地域全体の運輸部門で脱炭素化を進める。 太陽光など再エネ100%の電力を利用したEVによるカーシェアリング事業で、脱炭素への環境意識向上を図りつつ、環境意識の高い観光客等へ訴求する地域の魅力向上につなげる。

デジタルを活用した取組による成果

今回の取組による年間CO2削減量見込み:40t-CO2
県公用車(ガソリン車)の年平均CO2排出量:2t/台

本取組の特徴的な点やデジタルの活用において工夫した点

  • 建設的な議論ができる民間パートナーの存在
  • 関係者のもとへ頻繁に通い理解を得たこと

成果をあげるためのポイント

県と民間事業者が新しい取組を実現するため建設的に協力したこと

デジタル化を実施するにあたり、苦労した点と対応方法

全国で初めての取り組みであることから、 関係者の合意形成、車両の任意保険の形式、契約内容の確定が困難だった。

今後DX化に取り組む自治体等へのアドバイス

地域課題解決に取り組むパブリックマインドを持った民間事業者を見極め、共創する関係をつくることが重要だと考える。

問い合わせ
部署
群馬県知事戦略部グリーンイノベーション推進課
電話
027-898-2797
メールアドレス
guriibe@pref.gunma.lg.jp