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Digi田甲子園の事例を中心に、
デジタルを活用した地域の
課題解決や魅力向上の優れた
取組をご紹介します。

インタラクティブ観光DX-温泉観光資源のマネタイズによる地方創生

株式会社LivePark観光、文化、娯楽

実施年度

Digi田甲子園 2022冬

主な実施地域

大分県別府市

取組開始年度

2022年度

関連タグ

デジタルを活用した取組の全体概要

  • 2.5次元俳優たちが別府温泉から実施したインタラクティブライブ配信。視聴者はスマートフォンで一緒に楽しみながら、別府の宿の予約や物産を別府市のOTAサイト、物販サイトにて購入しリアルタイムに購入数に比例し宴会の料理が増えていく企画。一般的なライブ配信における「投げ銭」とは異なり、本取組は、地域を巻き込み、地域の観光資源や産品の販売に結びつけ、ユーザー、出演者、地域の「三方良し」の形をつくり、地方創生を実現するモデルとなる。

デジタルを活用した取組による成果

アウトプットベース
  • 短時間で予約や物販につなげた。
(配信中<約2時間>の成果)(配信後のアーカイブ配信含めた最終実績)
宿泊予約 1,080,975円1,551,875円
物 販 1,115,255円1,167,692円
合 計 2,573,530円(目標達成)2,719,567円

取組の成果をあげることが出来たポイント・工夫

  • 「楽しそう」という期待値を高める工夫。さまざまな手段でコンテンツをチョイ見せしていき、イベントの瞬間を、単なるライブ配信ではなく、熱狂するイベントにした。
  • ユーザーの視点の重視。「ユーザーから見るとどうか?」「ユーザーの使い勝手はどうか?」「面倒くさいと思われないか?」をチェックした。

取組を進めるうえで苦労した点

  • 地元の現場の方の協力を得るための工夫。時間とリソースがない中で協力してもらうので、現場の負担にならないよう、関係者の意見を聞きながら企画を調整していった。
  • 集客。取り組みをターゲットに認知→興味喚起→参加してもらうために、早めの情報提供から、継続的な追加情報、アフターサポートなどに尽力した。

今後、デジタルの活用に取り組もうとしている企業や自治体へのアドバイス

  • ターゲットの方々に「深く刺さる」と、想定を超えた成果が出たり、予想していなかった波及効果があったりする。できれば具体的なターゲットにインタビューをおこない、ペルソナ設定を深め、ペルソナに対して確実に刺さる施策を検討していただくと良い。ターゲットを広く取って施策が曖昧にならない方が良いかと思われる。
連携団体
株式会社テレビ大分(TOS)/一般社団法人 別府市産業連携・協働プラットフォーム B-biz LINK(ビービズ リンク)
問い合わせ
部署
株式会社LivePark 事業開発室
電話番号
03-6555-5010
メールアドレス
ichiru@livepark.co.jp