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Digi田甲子園の事例を中心に、
デジタルを活用した地域の
課題解決や魅力向上の優れた
取組をご紹介します。

Society5.0で活躍するデジタル人材創出事業

長崎県西海市誰一人

実施年度

Digi田甲子園 2022夏

取り組み事例キーワード

プログラミング教育、デジタル人材、基礎から始めてアプリ製作まで、Web3.0

関連タグ

デジタルを活用した取組の全体概要

  • 地方をリードするデジタル人材を西海市から輩出することを目的とし、プログラミングの短期集中講座を令和元年度から3か年にわたって実施した。
  • プログラミングの基礎学習から始め、1か月間の独自アイデアのアプリ制作期間を通して、自力で調べ創り上げる力を養い、また、自ら事業を創造するためのノウハウの講義を実施した。

実施に至る経緯・動機

  • 情報通信技術の発展等、社会全体の環境が急速に変化する中にあって、地域が将来にわたって持続的に発展していくためには、デジタル人材の育成が重要課題だが、本市においても、少子高齢化や若年層の市外への流出等、人口減少局面の影響は顕著であり、デジタル人材の確保は非常に厳しい状況にある。
  • 現状のままでは、日々目まぐるしく変わる状況に対応できず、地域全体が疲弊することが予見されることから、地域の課題に対して、市民自らが向き合うための下地作りに取り組むこととした。

解決する課題の具体的内容

  • 当取組で、プログラミングの基礎を学んだ受講者からは、地域商社である西海クリエイティブカンパニー(以下「SCC」という。)が立ち上げた、地域課題を解決するための「ばりぐっどくんプロジェクト」に参加する者も出てきた。
  • 本件プロジェクトでは、コミュニケーションツールとして多くの方に馴染みのある、LINEをプラットフォームとして、行政事務や地域へのサービス向上に期待できるサービスが多く生み出されている。
  • 具体的なアウトプットとして、LINEに画像をアップロードするだけで文字起こしができる「文字起こしばりぐっどくん」をはじめ、複数のアプリケーションがリリースされている。
  • また、商品の販売・受注・決済処理をLINE上で一元管理できる「ECばりぐっどくんシリーズ」は、良い商品・サービスがあっても人手が足りず受注機会の損失に直面していた、地域の事業者の悩みを解消するためのアプリケーションとして実装されている。

デジタルを活用した取組による成果

2019年度からの卒業生のべ71名
2019年度 12名
2020年度 31名
2021年度 28名

受講生2名がSCCに入社(令和3年度)

西海市内のIT化を進めるばりぐっどくんプロジェクトから、現在14のサービスをリリース。
主なもの ユーザー数/導入件数
文字起こしばりぐっどくん 219,958人(2022年6月8日現在)
ECばりぐっどくん 3件

業種:農業(野菜販売)、畜産業(鶏卵販売)、小売業(衣類クリーニングの集荷・配達)

本取組の特徴的な点やデジタルの活用において工夫した点

  • 本取組の目的は、単なるアプリケーションの作成講座ではなく、自身で企画開発する力を養うことであり、また、将来的に起業や転職のために必要な事業創出についての考え方も学ぶこととしている。
  • 受講生には、約1か月間の製作期間を与え、独自アイデアのアプリを作るという課題が課される。
  • 講義終了後もSlackを用いたサポート、また受講生同士で情報交換や学び合える場を提供しており、本市におけるITリテラシーの高いコミュニティを創出することも目指している。

成果をあげるためのポイント

行政では思うように進められない専門性の高いことを、地域商社(西海クリエイティブカンパニー)に委託したことでクオリティを上げスピーディに実施することができたと感じている。

連携団体
西海市、株式会社西海クリエイティブカンパニー、等
問い合わせ
部署
西海市 情報推進課
電話
0959-37-0170
メールアドレス
digital-x@city.saikai.lg.jp