日本の川・地方の未来を変えるデジタル遊漁券
株式会社フィッシュパス
取組内容
フィッシュパスは、スマートフォンアプリとGPSを駆使して内水面漁業の課題を解決。戦後から紙を媒体として現地販売していた遊漁券をデジタル化し、24時間どこでもスマホで購入可能にすることで、釣り人の利便性を向上。遊漁券の未購入問題を解消し、漁協がこれまで取り損ねていた収入をプラス転化させ、前年比約+1.5倍の売上を獲得。また、釣り人の位置情報を活用して見回り業務を約1/2に省力化。データを元にした魚の放流と環境整備を促進し、漁協経営の黒字化を実現。地域に訪れる釣り人には、地域の観光情報だけでなく、デジタル保険を付与し安心・安全を提供。内水面漁協の経営支援と地域経済の活性化に寄与。
取組の実績や効果
【取組前】
・遊漁券売上:前年比8〜9%減、7年間赤字
・年間監視業務コスト:161万円
・地域観光情報:発信なし
【取組後】
・遊漁券売上:前年比148%増、黒字化
・年間監視業務コスト:92万円(▲57%の効率化)
・地域観光情報:アプリを通じて釣り人に発信。地域経済効果1092万円(坂井市)