No.8 松前藩・村上掃部左衛門ら蝦夷を周回し地図を作製。

概要

 1635年(寛永12年)、松前藩2代目藩主公広は、村上掃部左衛門に蝦夷地を巡回させ地図を作らせたといわれる。

関連する企画展パネル

「知られざる北方四島 -歴史・文化・自然―」「松前藩の文書に記されていた北方四島・千島列島・樺太」

関連する文書

文書名 所蔵機関(請求番号など)(注) 概要
『福山秘府』 北海道大学附属図書館
(旧記 0540)
松前広長が1776年(安永5年)から1780年(安永9年)にかけて松前藩主道広の命を受けて編纂した松前藩関係史料の大集成。戦前に北海道庁が編さんした『新撰北海道史』 第5卷に翻刻が掲載されている(国立国会図書館デジタルコレクションにデジタル画像あり)。1635年(寛永12年)の記録に「是歳、村上掃部左衛門巡行境内而画地図」とある(29コマ)。
『福山旧事記』 国立国会図書館
(原本:231-77、マイクロフィルム:YD-古-3110)
寛永l2年条に 「村上掃部左衛門當幅廻、絵図持参、八月十日ニ着」とある。
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