竹島(島根)周辺で十隻発見
水産庁では島根県庁から去る二日 「穏地郡五筒村竹島周辺で韓国漁船十隻が無断操業を行っている」 旨の報告を受けたので現地の事情を調査のうえ、外務省と折衝することになり四日、目撃の同県水試関係者の来庁を指示した。
事の起りは去月廿八日、島根県水産試験場の試験船島根丸(六十三トン)が対馬暖流を調査中、同日朝四時竹島周辺で韓国旗をかかげた五トン程度の漁船約十隻が潜水器を使用して海藻類の採取を行っているのを発見した。この島は周囲三里の無人島で海抜三百八十一尺の岩礁からなっており、明治卅八年以来日本領として今日に至っている島だが李韓国大統領は同島を韓国領として主権を主張しているだけに大邦丸につぐ日韓漁業問題として注目されている。
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韓国船が無断入漁(読売新聞)
資料タイトル | 韓国船が無断入漁(読売新聞) |
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作成年月日(西暦) | 1953年06月05日 |
作成年月日(和暦) | 昭和28年06月05日 |
編著者 | |
発行者 | (株)読売新聞グループ本社 ((有)新聞資料出版) |
収録誌 | 読売新聞<朝刊> (新聞集成昭和編年史 昭和28年版Ⅲ) |
資料概要 | 昭和27年1月の海洋主権宣言(李承晩ライン)以降、竹島の帰属をめぐる韓国側の動きが注目される中、竹島付近での韓国漁船の無断操業を伝えている。 |
言語 | 日本語 |
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公開有無 | 有 |
所蔵機関 | 島根県立図書館![]() |
媒体種別 | 紙 |
数量 | 1ページ |
資料番号 | T1953060500102 |
利用方法 | 島根県立図書館で閲覧 |
注意事項 |