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米子市史

村川、大谷両家の渡海は始め毎年輪番制をとり、その収穫は各家の所得としていたが、漁業の常として豊凶あり、且つ難船の損害もあって損得不同のため、両家の均衡を得せしめ事業を永続せしむる様当初より渡海免許を斡旋した阿部氏が、天和元年村川市兵衛當番として江戸出府中両家相談の上収支損得相通じて利害休威を共にするやう協約せしめ、今日の合資会社の如き組織により庶務を辨ぜしめ、其の間竹島の外にリアンコルド島(松島にて島根縣の管轄に属す)をも発見し、斯して元禄の頃までは竹島、松島共に無人島としてその支配権を両家へ一任され、漁獲物利益の一部は幕府と藩の所得となったが

資料タイトル 米子市史
作成年月日(西暦) 1942年
作成年月日(和暦) 昭和17年
編著者
発行者
収録誌
資料概要 江戸時代に竹島(現在の鬱陵島)やリアンコルド島=松島(現在の竹島)に渡海した、米子の町人大谷家と村川家についての記述がある(154~170頁)。
言語 日本語
公開有無
所蔵機関 米子市立図書館新しいウィンドウで開く
媒体種別
数量 3ページ
資料番号 T1942000000103
利用方法 米子市立図書館で利用手続きを行う
注意事項