県下の宝庫 無人島の産物
昨日出港の二見丸にて古賀辰四郎氏が無人島に於て採取したアイサシ鳥(白鳥黑羽)百四十二箱、鰹節五十五包、肥料及諸雑貨合て百六十包を輸出せり。
尤も羽毛の如は外国婦人ボンネツト装飾用として、非常に珍重され居る者にして、本年同島に於て採取せられたる分、大約卅万羽の多きに達したる由にて、氏は之を半製品となし薬品詰として箱に詰輸出せり。
(略)
尖閣列島に於ける同氏の経営は、今後益々有利のものとして、氏が多年の苦心に酬(むく)ふるなるべしと也。
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県下の宝庫(琉球新報)
| 資料タイトル | 県下の宝庫(琉球新報) |
|---|---|
| 作成年月日(西暦) | 1907年09月03日 |
| 作成年月日(和暦) | 明治40年09月03日 |
| 編著者 | |
| 発行者 | 琉球新報 |
| 収録誌 | 琉球新報 |
| 資料概要 | 古賀辰四郎氏が尖閣諸島で採取したアジサシ等を輸出した旨の記事。(海鳥:アジサシ類の剥製、製造肥料、機械油。鰹節等。) |
| 言語 | 日本語 |
|---|---|
| 公開有無 | 有 |
| 所蔵機関 | 沖縄県立図書館 |
| 媒体種別 | 紙、マイクロフィルム複製本 |
| 数量 | 1 |
| 資料番号 | S1907090300102 |
| 利用方法 | 沖縄県立図書館郷土資料室で利用許諾手続きを行う。 |
| 注意事項 |


