北方(ほっぽう)領土(りょうど)問題(もんだい)について

北方(ほっぽう)領土(りょうど)は、いまだかつて一度(いちど)も外国(がいこく)の領土(りょうど)となったことがない日本(にほん)固有(こゆう)の領土(りょうど)です。 北方(ほっぽう)四島(よんとう)では、現在(げんざい)もロシアによる不法占拠(ふほうせんきょ)が続(つづ)いています。 日本(にほん)政府(せいふ)は、北方(ほっぽう)四島(よんとう)の帰属(きぞく)に関(かん)する問題(もんだい)を解決(かいけつ)することにより、平(へい)和(わ)条約(じょうやく)を締結(ていけつ)すべく、ロシア政府(せいふ)との間(あいだ)で粘(ねば)り強(づよ)く交渉(こうしょう)を行(おこな)っていく考(かんが)えです。
北方領土
北方領土
北方(ほっぽう)領土(りょうど)は、北海道(ほっかいどう)根室(ねむろ)半島(はんとう)の北東(ほくとう)に近接(きんせつ)し、オホーツク海(かい)に浮(う)かぶ択捉(えとろふ)島(とう)、国後(くなしり)島(とう)、色(しこ)丹(たん)島(とう)及(およ)び歯(は)舞(ぼまい)群島(ぐんとう)のことです。 北海道(ほっかいどう)本島(ほんとう)に一番(いちばん)近(ちか)い歯(は)舞(ぼまい)群島(ぐんとう)の貝殻(かいがら)島(じま)は、根室市(ねむろし)の納沙布(のさっぷ)岬(みさき)から3.7キロメートルの距離(きょり)に位置(いち)し、最(もっと)も北東(ほくとう)の択捉(えとろふ)島(とう)でも、納沙布(のさっぷ)岬(みさき)から144.5キロメートルしか離(はな)れていません。 択捉(えとろふ)島(とう)は日本(にほん)最大(さいだい)の離島(りとう)、国後(くなしり)島(とう)は2番目(ばんめ)に大(おお)きな離島(りとう)です。

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