国家公務員 CAREER GUIDE

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強い信念と熱い情熱を持って
適正・公平な課税の実現に取り組んでいきたい。

国家公務員の魅力は、何より、国民全体に対して広く平等に社会貢献できるということです。私は学生時代、環境、福祉、ビジネスという3つの要素が複雑に絡み合っている現代の社会問題について経済学をベースに学んできましたが、自ら学んできた知識を、直接職務に活用できるだけでなく、社会貢献にもつなげることができるというのは、国家公務員の業務ならではだと思います。国民全体のニーズが複雑かつ多様化し、国家行政の果たす役割の重要性が増す中、国家公務員として働けることに誇りとやりがいを感じていますね。
中でも、私が国税専門官を志望したのは、国税専門官であれば、国民の立場を肌に感じながら使命感を持って職務に取り組めると考えたためです。
国税庁は、「納税者の自発的な納税義務の履行を適正かつ円滑に実現する」ことを使命としていますが、この使命を全うするためには、納税者の方と直接接し、納税への理解を深めてもらわなくてはなりません。私が勤務する税務署は、実際に納税者の窓口として国税事務を担っていますが、国民の立場を肌に感じながら使命感を持って職務に取り組める環境は、日々、私を成長させてくれています。幅広い仕事をして経験を重ね、国民からも組織からも頼られる税務職員になるという目標に向けて、目の前の仕事に全力で取り組む日々です。

現在、私は、東京国税局管内の京橋税務署で、法人に対する税務調査を担当しています。税務調査では、調査先に訪問し事業概況を聴き取りながら帳簿書類などを検討し、申告内容が適正なものかどうかを判断しなければなりません。そのためには、多種多様な業界・業種によって異なるヒト・モノ・カネの動きを正確に把握し、税法と照らし合わせる必要があります。
現場では、各種書類の保存状態などを確認することがあり、調査を受けることが初めての方などは、不安に感じて厳しい態度をとられたり、拒絶されたりすることがあります。そのような時は粘り強く説明をして、不安を取り除き、理解と協力を求めます。適正・公平な課税の実現のため、強い信念と熱い情熱を持って、全ての納税者に平等に接する必要があります。
私自身、経験の浅いころは上手く説明することができず、なかなか苦労をしました。そういった時などは、経験豊富な上司や先輩に相談し、指導、助言をもらうことで乗り越えてきました。納税者の方に理解を深めていただき、協力と信頼を得ることができた時は、言葉にならない達成感ややりがいを感じますね。

増井 忠博

MASUI Tadahiro

東京国税局 京橋税務署
2010年入庁【国税専門官採用試験】

これまでで、一番印象に残った仕事は大規模法人に対する税務調査。チームで入念に事実関係や書類等を確認した上、粘り強く説明し納税者の理解を得ることができたときは、国家の財政基盤を支える一翼を担っていることを実感できたと振り返る。税務調査は職員一丸となって取り組む仕事。明るく活気がある職場で、多くの憧れの先輩、尊敬する上司に出会えたことは、かけがえのない財産と語る。