国家公務員 CAREER GUIDE

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急速に変化する社会の中で、
全ての人の人生を、あらゆるライフステージで支える。

高校生の頃、「人の幸せを支える仕事がしたい」と、漠然と厚生労働省を意識するようになりました。また、様々な報道を見聞きする中で、政策立案の現場がどのようになっているのかこの目で見てみたい、自分もそこに関わってみたいと感じましたし、庶民的な私が官公庁に入ることができたら、素朴な視点と国を俯瞰する視点を繋ぐ役割を果たせるのではないかとも思いました。
その後大学生になり、世の中のどんな仕事も人のニーズを満たし幸せを支える側面を持つのだと感じましたが、それでもやはり、「人が生きていく上で直面し得る、1人では乗り越えがたい大きな困難」を思い浮かべた時、それらを構造的に軽減したり、社会全体で支える仕組みを作ったりすることができるのは厚生労働省であり、私はそのようなことでこそ人を支えたいとの思いが鮮明になりました。また、厚生労働省の職員が情熱的で温かく、この人達と働きたいと素直に感じました。
日本は現在、少子高齢化が急速に進展するとともに、グローバル経済下で新興国が台頭し、厳しい競争に直面しています。このような社会の大きな変化の中でも、全ての人のあらゆるライフステージを支えるのが厚生労働省の使命です。1人1人の生活が幸せなものとなるよう、子育て、雇用、福祉、医療、介護、年金等の様々な領域で、時代に合った社会の仕組み作りに日々汗をかいています。

2016年10月に、若手職員から成る大臣直轄の「女性・イクメン活躍検討チーム」(通称「ジョカツ部」)が発足し、私もメンバーの一員として活動しています。
女性の活躍に関しては、男女雇用機会均等法、育児・介護休業法、女性活用推進法といったさまざまな法律が整備され、世の中の理解も進んできていますが、働き続けたい女性にとって家庭と仕事の両立はまだまだハードルが高く、国際的に見ても、結婚・出産期の女性の継続就業、管理職における女性比率、男性の家事・育児の実施状況などは低調です。ジョカツ部では、女性も男性も望む生き方を実現しやすくするためには何が必要かという観点から、子育て中の方、女性やイクメンの活躍支援に取り組んでいる方、働き方改革の先進企業などの声を幅広く伺い、2016年12月、大臣に政策提言書を手交しました。併せて、大臣や職員有志と一緒に「イクボス宣言」を行い、イクボスの輪を世の中に広げていこうとしています。
女性や育児などで時間制約のある方も活躍可能な職場環境の整備は、まさに「一人では乗り越えがたい大きな困難」に関するもので、厚生労働省の取組が必要な領域です。また、こうした方々の活躍は、少子高齢化が進展し働く世代の人口の大きな減少が見込まれる中で、働き手の幸せの観点のみならず、日本社会にとっても大変重要な課題となっています。厚生労働省ではこのように、どの仕事を担当するに際しても、1人1人の幸せを支えるとともに、マクロの視点からも日本の重要課題に立ち向かうことができます。職業人生を賭けるにふさわしい、やりがいあるチャレンジングな仕事に充ちています。

高橋 佐和子

TAKAHASHI Sawako

厚生労働省
雇用均等・児童家庭局
平成19年入省【Ⅰ種法律区分】
平成28年12月1日時点

現在、男女共に活躍でき、子育てしやすい社会の実現に向けて取り組む雇用均等・児童家庭局にて、パートタイム労働者の待遇改善や、自営型在宅ワークの環境整備などを担当。これまでに携わったのは、公的医療保険、第二次世界大戦の戦後補償、食品安全など。どの分野でも、誰もが暮らしやすい社会基盤の整備に向けて、日々奮闘しています。