ブックタイトルイクメンパスポート2019

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イクメンパスポート2019

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イクメンパスポート2019

チェックポイント①/ 子どもができたことについて祝福した/ 【会話例】「それはおめでとう!!よかったね。」/ ここが、やりとりで重要なポイントです。 部下は、大きな不安を抱えてあなたに相談してきたことでしょう。 まずは、祝福してあげてください。きっと部下もホッとするはずです。/ チェックポイント②/ 「男の産休」及び育児休業希望の日程を確認し了承した/ 【会話例】 「そうか、取ること自体は問題ないよ。むしろ、ぜひ積極的に取ってほしい。日程はいつ頃を予定していますか。」/ 「男の産休」は、取得可能期間の短い休暇です。また、育児休業も、取得に向けては、業務の引継等の対応が必要です。いずれにしても、計画的に進める必要があります。ぜひ、早めに具体的な日程まで話をしてみてください。/ チェックポイント③/ ・仕事の引継ぎ、調整をきちんと行うよう指示し、これを機会に、短時間で成果が 出るような働き方にシフトするよう伝えた/ ・部下の不安を取り除くようフォローを行った/ 【会話例】 「分かった。業務分担については、チームで割り振れないか検討してみるけど、引継ぎはよろしくね。あとは、働き方を工夫して成果を出せるように頑張ってください。」/ 「部署のみんなにも協力してもらわないとうまくいかないから、次回のチームミーティングで、子どもが生まれること、育児休業のこと、早く帰ることについてみんなに報告しましょう。また、これ以降も、何か問題があったら相談に乗るから遠慮なく言ってください。」/ やるべきことはしっかり行った上で休んでもらう必要があるので、変に遠慮する必要はありません。チームとしての成果をあげることは、上司の重要なミッションです。育児休業は、福利厚生ではなく両立支援です。育児をしながらでも、成果を求めることは誤りではありません。もちろん、両立が難しい業務を割り当てないなど、仕事内容の調整は行ってください。/ これから出産・育児と、初めてのことが多く、新たな悩みも生じることでしょう。部下がいつでも安心して相談できる存在になることを、意識してみましょう。/ 【まとめ】女性の活躍が、かつてないほど求められている現在、男性が育児を主体的に行うことが大前提であることは言うまでもありません。育児との両立を経験した職員は、男女を問わず、生活者視点が身に付きます。そのことが業務にもプラスに働くことが期待できるでしょう。