ブックタイトルイクメンパスポート2019

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イクメンパスポート2019

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イクメンパスポート2019

イクボスインタビュー③
「お互い様」の気持ちを大切に
厚国土交通省 航空局 交通管制部 管制技術課 中島 譲治(課長補佐平成 29 年度に、部下職員が「男の産休」2日間、育児休業1カ月 を取得)
 航空局交通管制部管制技術課は、電波を利用して航空機の運航を支援する施設(レーダー施設、通信施設、着陸誘導施 設等)を空港等に設置し、その施設の管理を行っている部署です。
 育児休業等を取得した男性職員は、施設の設置に係る予算の管理をはじめ、整備工事の計画作成や技術的な検討等、多岐に渡る業務を担当しています。
課内で初めての育児休業取得者
 当課ではこれまで、残念ながら育児休業を取得した者はいませんでした。今回、自ら手を上げた職員を誇りに思っています。
 この取得者は、育児休業取得前に配偶者出産休暇を2日取り、その後、1カ月の育児休業に入りました。奥様は第1子の出産であり、親御さんも遠くにお住まいで、不安も大きかったことでしょう。奥様をとても大事に考えていることが伝わり、直属の上司である係長も私も素直に休業を受け入れました。
今後の課題も見え始めて
 休業中の業務は係長が調整し、グループ内の他の係長に依頼。係長達が、分担して業務を行ってくれました。取得者は1人で係員の業務を担当していたため、係長は細部を理解することに多少の大変さはあったようですが、取得者本人も休業前に仕事に区切りをつけていましたし、1カ月間という短期間だったため、特に問題は起こらず、とても感謝しています。
 ただし、今回は係長の対応に頼ってしまったところがあるので、今後の課題として、1年といった長期の休業の場合の対応については、業務の見直し等、検討していく必要があると感じています。
フレックスタイム制等の利用も推奨
 現在、取得者は復職し、今は年次休暇