ブックタイトルイクメンパスポート2018

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イクメンパスポート2018

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概要

イクメンパスポート2018

してもらい、私は長男と次男の保育園への送り迎えと、掃除や洗濯などの家事を担当しました。
 日中は家事に集中的に取り組み、保育が終了する夕方、長男、次男と公園でたっぷりと遊んでから帰宅。寝る前に毎晩してあげたかった絵本の読み聞かせもできました。日々、子どもたちとじっくり過ごすことで、今では長男がお兄ちゃんらしく、泣いている三男に優しく声をかけてあげる頼もしい姿も見ることができるようになりました。
 4月から職場復帰しましたが、朝の保育園への送り出しと、帰宅後の家事全般、子どもたちのお風呂は変わらず担当しています。保育園の送りが3人に増えたことで、毎朝目の回る慌ただしさです。帰宅が遅くなる日もありますが、業務の状況に応じて、テレワークを活用させてもらっています。職場の理解も徐々に広がり、育児参画できる環境が整ってきたと、感じています。
 今回約1年の育児休業を経験したことで、子どもが生まれてから自分の足で立てるようになるまでを間近で見守る事ができました。これからパパになる方には、今後家族で過ごす長い人生のはじまりに、育児に専念できる時間を作っていただけたらと思います。新生児の育児にじっくり関わることで、親として自覚と逞しさが備わったと感じています。ぜひ夫婦で、育児の楽しさを経験してもらいたいです。
妻からのコメント
ともあれ、毎日ありがとう
子どもも3人目になり、上2人も未就学児。夫の育児休業は当然でした。2人目までの経験から、子どもの生活の「質」を保つためには夫婦が常に、共に家事育児に取り組み、孤独をなくすことが必須だと確信していました。例えば毎朝。徹夜の夜泣き対応で妻はくたくたですが、我が家では、夫の手作りの朝食をほおばりながら、我先にと(笑)父に話しかける上の子達、笑いながら応じる夫の姿があり、それを見て私も疲れを忘れられました。夫はきめ細やかに子どもの世話をしています。例えば、靴洗い、毎晩の本読み、登園準備に爪切り、お漏らしパンツの手洗い等々…書ききれません(笑)。書ききれないので、夫へのコメントはタイトルに書きました。