ブックタイトルイクメンパスポート2018

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イクメンパスポート2018

先輩イクメンインタビュー⑥
家族を守れるのは 自分しかいない
防衛省 航空自衛隊 南西航空警戒管制団 第53警戒隊 3等空曹 瀬島 陸樹(育児休業取得)
 妻が産後うつと診断されたのは、長男の1カ月検診の時。次第に病状が悪化し、妻が育児をできなくなる中で、家族の危機を感じ、育児休業を決心しました。当時私は昇任研修を終えたばかりで、更に実務経験を積む必要があったため、育児休業の取得を申し出た時は、職場は驚きだったようです。しかし、妻の回復に万全を期す必要から、衛生技官に心療内科に同行してもらうなどして上司に希望を伝え、結果的に快く育児休業を応援してもらいました。
 私は当時24時間シフト制勤務で、同僚に迷惑を掛けるのは申し訳なく思いましたが、部隊は任期付自衛官の採用など、積極的に自分の育児休業中の態勢作りを行ってくれました。
 育児休業中、妻の看病をしつつ長男の世話を行うのはとても大変でしたが、訪問看護の活用等により乗り越えました。また、定期的に部隊を訪れ、現場の状況を確認するとともに家庭の様子を報告するなど、職場とのつながりを断たないよ