エネルギー・環境の選択肢に関する討論型世論調査
エネルギー・環境の選択肢に関する討論型世論調査実行委員会は、政府が8月にエネルギー・環境戦略を決定するために実施する国民的議論の一つとして、政府のエネルギー・環境会議より提示された「エネルギー・環境に関する選択肢」(2012年6月29日)に関する、「討論型世論調査」を7月上旬~8月上旬にかけて実施しています。
今実施している討論型世論調査は、無作為抽出による「電話世論調査」(全国20歳以上の男女3,000名余りを対象予定、7月上旬~中旬)と、 その回答者の中から200~300名が参加する、2日間の「討論フォーラム」(8月4日、5日)で構成されます。
調査は、①電話世論調査②討論前アンケート③討論後アンケートの合計3回実施し、熟慮された意見の推移をまとめます。
調査結果は、討論フォーラム後、早期に報告・発表する予定です。
電話世論調査にご回答いただいた皆様、討論フォーラムにご参加いただいた皆様、ご協力どうもありがとうございました。
電話世論調査は、7月7日~22日にかけて6,849名の方にご協力いただきました。
討論フォーラムは、8月4日、5日の2日間にわたり、286名(男性192名/女性94名)の方に全国からお集まりいただき、慶應義塾大学三田キャンパスで開催しました。


■エネルギー・環境の選択肢に関する討論型世論調査 使用資料
討論資料
電話世論調査質問紙
討論前アンケート用紙


【討論フォーラム】
●8月4日(土)
荻本和彦:東京大学生産技術研究所 特任教授
高橋洋: 富士通総研経済研究所 主任研究員
山口彰: 大阪大学大学院工学研究科 教授
吉岡斉: 九州大学副学長同大学比較文化研究院 教授

●8月5日(日)
枝廣淳子:幸せ社会経済研究所 所長
崎田裕子:ジャーナリスト・環境カウンセラー
田中知: 東京大学大学院工学系研究科 教授
西岡秀三:地球環境戦略研究機関 研究顧問


■エネルギー・環境の選択肢に関する討論型世論調査結果報告
調査報告書
調査報告書概要版
監修委員会報告書
第三者検証委員会報告書
世論調査(T1)全体単純集計表
世論調査(T1)参加者単純集計表
討論フォーラム前アンケート単純集計表
討論フォーラム後アンケート単純集計表
世論調査(T1)検定表
T1全体、T1参加者、T2、T3ローデータ

■討論フォーラムスケジュール

8/4(土)
エネルギー・環境とその判断基準を考える

#1 14:00~14:50 全体説明会・討論前アンケート
参加者の方に、討論フォーラムのプログラム等の説明を行い、討論前のアンケートにお答えいただきます。
映像はこちらをご覧ください。

#2 17:15~18:45 全体会議Ⅰ
グループごとにまとめた質問に、パネリストから2分以内で回答をしていただきます。
映像はこちらをご覧ください。

8/5(日)
2030年のエネルギー選択のシナリオを考える

#3 10:50~12:20 全体会議Ⅱ
グループごとにまとめた質問に、パネリストから2分以内で回答をしていただきます。
映像はこちらをご覧ください。

#4 12:20~13:00 討論後アンケート・全体説明会
討論後のアンケートにお答えいただき、討論フォーラム後の案内を行います。
映像はこちらをご覧ください。

エネルギー・環境の選択肢に関する討論型世論調査 実行体制のご紹介
今回の討論型世論調査 (DP) は、エネルギー・環境の選択肢に関する討論型世論調査実行委員会が、調査全体の企画や運営を行います。
そして、中立的な運営を担保する方法の一つとして、DP考案者のジェームズ・S・フィシュキン教授(スタンフォード大学)を監修委員会 委員長とし、公式の手順に則った討論型世論調査 (DP) を実施します。
また、討論資料や質問紙の内容や討論型世論調査 (DP) の運営の中立性を確保するため、エネルギーや環境に関し、様々な立場の専門家で構成する 「専門家委員会」を設置し、助言を受けます。
加えて、外部の目で運営の中立性に関し評価を行う「第三者検証委員会」を設置、結果を発表していただきます。
■実行委員会
討論型世論調査の企画・運営を行います。

委員長  : 曽根 泰教 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授 慶應義塾大学DP(討論型世論調査)研究センター長
副委員長 : 柳下 正治 上智大学大学院地球環境学研究科教授 
事務局長 : 柳瀬 昇  駒澤大学法学部准教授 慶應義塾大学DP(討論型世論調査)研究センター事務局長

■監修委員会
討論資料及び質問紙に関して、手法についての専門的見地から意見を提供するとともに、小グループ討論のモデレーターを研修し、 あわせて、今回の事業が公式の討論型世論調査の手法に従って実行されているかどうかを監修します。

委員長:ジェームズ・S・フィシュキン  スタンフォード大学コミュニケーション学部教授
委員 :ロバート・C・ラスキン     テキサス大学オースティン校政治学部准教授     
   :アリス・シュー         スタンフォード大学DDセンター副所長


■専門家委員会
討論資料及び質問紙に関して、議題についての専門的見地から、意見や助言を提供します。

植田和弘  京都大学大学院経済学研究科教授
枝廣淳子  幸せ経済社会研究所所長
大島堅一  立命館大学国際関係学部教授
荻本和彦  東京大学生産技術研究所特任教授
崎田裕子  ジャーナリスト、環境カウンセラー
田中知   東京大学大学院工学系研究科教授
西岡秀三  地球環境戦略研究機関研究顧問
松村敏弘  東京大学社会科学研究所教授
                        (五十音順)

 

■第三者検証委員会
実行委員会から独立した立場で、討論型世論調査の実施過程を検証します。
委員長:小林傳司 大阪大学コミュニケーションデザイン・センター教授 
委員 :北村正晴 東北大学名誉教授、株式会社テムス研究所所長
    若松征男 東京電機大学理工学部教授