堀場厚メッセージ

1 進め方について
  • 自由な発言を求め、それを基に議論を展開する進め方は、行政主催の懇談会では異例かもしれませんが、討論が活発に交わされたので良い試みだと感じました。
    (ITツールも新鮮で、新しい可能性を感じさました。当社も参考にさせていただきます。)
  • 他の審議会や諮問委員会と称する会合は、ともすればある結論に沿った意見表明を求めるものになると感じていましたが本懇談会は実のあるものになったと思います。
2 今後の展開について
  • 本懇談会の討議内容や提言を、これからの行政に生かすための方向性を明確にしていければ、と感じています。
  • このまま「ご意見を聞き置く」ことで終わらせないよう、討議結果を行政で咀嚼して具体的な行政改革の方向性を素案の形で示していただき、それについて再度懇談会を開催することは可能でしょうか? そうすることで討議内容がさらに成熟し、真の行政改革に繋げられるのではないかと思料します。
3 行政に期待すること
  • リスクに関する懇談会でも申し上げましたが、日本では「自己責任、オウンリスク」という考え方が不足していると思います。この状況を改善するために行政としても、国民の意識を高める教育・啓蒙活動を考えられてはいかがでしょう?
    (方法論を含んだ具体的なご提案ではありませんが、「国が何をしてくれるか」ではなく、「自分に何ができるか」と言う姿勢が強く出てくるような国になればと感じています。)